昨日、フジロックの出演アーティスト第4弾と日別ラインナップ発表がありました。情報が色々とリークされていたので、早めに公表するしかなかったのでしょう。これまでで、一番早い対応です。曜日で行くことを考えている方にとっては嬉しい知らせですね。
個人的には、Slowdiveの出演がもの凄く嬉しい。2014年のフジでも観ていますが、見逃す訳にはいかない。22年振りの新作を5月にリリースしての出演です。前回はレッド・マーキーでしたが、今回はホワイト・ステージかな？直近のライブでもエンディング曲はSyd Barrentのカヴァー曲Golden Hairでした。新曲を披露しつつも、最後はGolden Hairで締めて欲しいです。
このライブでも公開になっている新曲「Star Roving」と「Sugar For Pill」は演奏していますね。楽しみです～
今月の購入実績は10タイトルでした。ブログ更新も、もっと色々と書きたいことはあるのですが。まあ、無理せずに地道にやって行きますね。
The Nihilist Spasm Band / Last Concert In Japan 購入先タワーレコード渋谷店 購入価格2,600円
たまに、レコードショップに行ってみると、意外なものを発見することがあります。これもその一つです。昨年3月の来日は知っていたけど、まさか、その音源がCDでリリースされていたとはね。
Steve Reich / Different Trains、Electric Counterpoint 購入先東京オペラシティ物販 購入価格1,575円
Steve Reichのライブ会場物販で購入しました。持っているはずだけど。
Catfish and the Bottlemen / The Ride 購入先Amazon.co.jp (importcds_com) 購入価格1,026円
フジロック2017の予習です。2015年のフジの時は、メンバーの急病によりキャンセルとなったので、今回はリベンジです。アルバムも凄く良いので期待出来ますね。
Nurse With Wound / Spiral Insana（2CD） 購入先Meditations 購入価格4,208円
リイシューされた80年代Nurse With Woundの重要アルバム。ハードブックカヴァー仕様で追加音源を収録しての2CD化です。
The Flaming Lips / Oczy Mlody 購入先WOW HD 購入価格1299円
2017年の新作。彼らの描く桃源郷の世界。フジロックでライブをやって欲しいですね。
The Flaming Lips / The Dark Side Of The Moon 購入先WOW HD 購入価格886円
買いそびれていたPink Floydのカヴァーアルバム。
Joan of Arc / He's Got The Whole This Land Is Your Land in His Hands 購入先WOW HD 購入価格1,219円
2017年の新作。常に変化し続けるJoan of Arc。インダストリアルに不興音が交差する新たな展開。問題作と言われるかもしれないけど、素晴らしいアルバムです。
Oren Ambarchi / Hubris 購入先WOW HD 購入価格1,750円
リリース量が多くてすべてをフォローしきれないけど、この2016年にリリースされた「Hubris」は彼の最高傑作です！このミニマルに鳴り響くギター・サウンド、最高に素晴らしい。
We Deserve This / Smile 購入先Fluttery Records Bandcamp 購入価格$14.50(1,733円）
ドイツのポストロッカーJan-Dirk PlatekのユニットWe Deserve Thisの新作。すべての楽器を自分で行っている徹底ぶりは今回も変っていません。インスト中心にシューゲイザー的なポストロックを展開。デビュー時に比べるとかなり洗練され凄くいい感じになっています。ライブ活動は行っていないようですが、メンバーを集めてライブ活動し始めたら一気に注目度が上がる存在だと思います。
Alarmist / Popular Demain 購入先Alarmist Bandcamp 購入価格€13.20（1,694円）
友人から教えて貰ったアイルランドのエクスペリメンタル・インスト・バンドAlarmist。マスロック的な展開もあって面白い。
Steve Reich80歳記念ライブを観てきました。現代音楽なども好きな私ですが、この手のライブを観るのはReichが初めてなのです。東京オペラシティという高尚な場所も初めてで、ロックのライブ会場しか知らない私に取っては、もの凄くお洒落で新鮮に感じました。
予め、演奏する曲は公表になっていたので、知っている曲は持っているCDでしっかりと予習することが出来た。ただ、演奏者が違うのでその辺りも興味深いです。今回はColin Currieを中心としたグループにSyncrgy Vocalsが加わる編成と成っている。ここに作曲者Reichがどうのように関わるのかも楽しみなのであった。開場が18時20分なのに17時頃には東京オペラシティ館内をウロウロしていた。
ライブは定刻通りにスタート。1曲目はClapping Musicです。Reichの代表曲でもあり、私がReichを知ったのもこの曲なのであります。多数のメンバーでのパフォーマンスを展開するのかと思いきや、ステージ上に現れたのはReichとColin Currieの二人だけであった。この二人による手拍子の掛け合いです。元々は二人から始まっているので原点を再現した展開です。シンプルで派手さは無いけど、引き込まれてしまう。単なる手拍子を音楽として認めさせてしまったReichの偉大さを改めて再確認してしまった。
続いての曲はヴィブラフォン2台と5オクターヴ・マリンバ2台によるMallet Quartetです。近年の曲で、2011年リリースのアルバム「WTC 9/11」でSo Percussionの演奏が収録されています。アンビエントな雰囲気をも感じさせ、ポストロックの面々がReichをリスペクトするのも分かる1曲です。Colin Currie Groupの4人はそれを見事に再現し、素晴らしい演奏を披露してくれた。
次の曲はピアノ2台とヴィブラフォン2台によるQuartetです。ReichがColin Currie Groupに献呈した曲とのことです。Colin Currieが打楽器奏者であることを考慮したのか、ピアノがパーカッシブに鳴り響いています。これも素晴らしい演奏でした。今年はColin Currie GroupとしてReich作品がリリースされるとのことです。メインはこの曲なのかな？
20分の休憩時間を挟んで後半スタートです。まずは、Steve Reichトーク・ライブです。インタビュアーが3回目となる東京オペラシティの感想や最近の活動など尋ねていました。
そして、最後は今回のメインであるTehillimの演奏です。これまでに何度も演奏してきているし、アルバムにも多く収録されている名曲であります。Colin Currieが指揮を執り、Colin Currie Groupの24名に4人の女性ヴォーカルグループSyncrgy Vocalsが加わる編成です。インタビューの中でReichが最強のヴォーカルグループであると絶賛してたSyncrgy Vocalsであります。打楽器アンサンブルを巧く活用してヴォーカルを盛り上げる辺りは、流石Colin Currieといった圧巻の演奏内容です。演奏が終わった瞬間からスタンディングオベーションの嵐です。そこに Reichが加わり、さらにヒートアップ！観ることが出来て本当に良かったライブなのであった。
尚、このライブはNHKで収録しています。4月14日（金）BSプレミアム「クラシック倶楽部」午前5：00～5：55で放送予定です。興味のある方は是非とも観て欲しい！
2月のディスカホリックは12タイトルの購入実績でした。後半に届いたものが多く、まだ聴いてないものも多数あります。その中でも復習目的で購入したRide / Original Album Series（5CD BOX）、ちゃんと聴くのかな(笑)。
Cavern of Anti-Matter / Blood Drums 購入先Amazon.co.jp（importcds_com） 購入価格1,492円
StereolabのTim Gane率いるCavern of Anti-MatterのVinylオンリーでリリースされた1stアルバムのリイシュー＆初CD化。
A.C. Reed / I'm in the Wrong Business 購入先Amazon.co.jp（musetto6号店） 購入価格700円
やっとA.C. Reedのアルバムを購入。34年前、このアルバムではないけど、彼のアルバムを売り込む為に、躍起になっていました。
Magic Carpathians Project / Biotop 購入先Discogs 購入価格€16.00（2,030円）
前回のブログで書きました。今、めちゃ嵌まっています。
Magic Carpathians Project / Ethnocore 2: Nytu 購入先Amazon.co.jp（Disc Net Tokyo） 購入価格950円
Magic Carpathians Project「Biotop」が最高に良かったので過去のアルバムも聴いてみようと購入したのが、2000年リリースMagic Carpathians Project名義の1stアルバム。
Cloud Nothings / Life Without Sound 購入先Amazon.co.jp 購入価格1,563円
Cloud Nothingsの新作。ライブが観たいバンドです。
Sun Ra、Merzbow / Strange City（Vinyl） 購入先Meditations 購入価格2,190円
Sun Ra、Merzbow / Strange City（CD） 購入先Meditations 購入価格1,542円
Sun Raの未発表音源をMerzbowがミックスした作品集。VinylとCDで収録曲が異なるので両方購入してしまった。
Alvarius B. / Alvarius B Vs Abdel Baqy Byro In Cairo（Vinyl） 購入先Meditations 購入価格2,864円
Sun City Girls の Alan Bishop によるAlvarius B. 名義の新作がエジプトの Nashazphone レーベルよりリリース。
Alvarius B. / Chin Spirits（10inch Vinyl） 購入先ディスクユニオン通販センター 購入価格1,109円
Alvarius B.のカセットオンリーでリリースされていたアルバムが2015年に10inch Vinyl化。
Thinking Fellers Union Local 282 / Funeral pudding 購入価格Amazon.co.jp （Round3JP） 購入価格1,119円
TFUL282の1993年リリースのミニアルバム。
Ride / Original Album Series（5CD BOX） 購入先購入先Amazon.co.jp 購入価格1,914円
Rideの新曲が公開されました。新作もリリースされるので、過去のアルバムを復習しようと思っても、どこにあるのか分かりません。結局、2013年にリリースされたコンピレーションBoxを購入。すべて持っているけど、安いからいいとしましょう！
Gate / Saturday Night Fever（Vinyl） 購入先Discogs 購入価格€57.00（7,129円）
ニュージーランドのノイズ・サイケ・ガレージ・バンド The Dead C のメンバーである Michael MorleyのソロプロジェクトGateの2016年リリースの新作。ワイヤー誌の年間ベスト11位に選ばれていました。
1998年にポーランドのAnna NacherとMarek Styczyńskiの2人により結成されたMagic Carpathians Project。東欧や中欧の伝統音楽の雰囲気を持った独特の世界を奏でています。彼らの2015年リリースのアルバム 「Biotop」を購入したので紹介します。
Magic Carpathians Project / Biotop
私がMagic Carpathians Projectの存在を知ったのは、アメリカのサイケ・フォークバンドCerberus Shoalとの2004年リリースのコラボレーションアルバム「The Life And Times Of The Magic Carpathians And Cerberus Shoal」でした。当時Cerberus Shoalに嵌まっていたので、そこからMagic Carpathians Projectも聴いてみようと2005年リリースの「Sonic Suicide: Ethnoise # 1」を購入したのです。ミクシィ日記のコメントで「不思議な世界です。二階堂和美を思わせるヴォーカルに驚きましたが・・・」と書いていた。注目すべき面白いバンドだと思っていたが、情報が少なくフォーローしきれずに忘れていた。
最近になってFacebookの音楽グループでCerberus Shoalが話題となって、Magic Carpathians Projectを思い出したのです。調べてみたら、自主レーベルWorld Flag Recordsからのリリースで地道に活動を行っていたのでした。それで購入したのが「Biotop」なのであります。冒頭1曲目のPhosphene (rhizoma version)でAnna Nacherによる呪文のようなヴォイス・アンサンブルでリスナーの心を鷲掴み。その後は、エキセントリックに変化するAnna Nacherのヴォイスに民族楽器絡やエレクトロニクスを絡めたアヴァンギャルドなサウンド。まさにMagic Carpathians Project流の宗教音楽？と言った世界に嵌まってしまった。2015年に購入していたら間違いなく年間ベスト入りのアルバムです。
近年のMagic Carpathians Projectは、通常のアマゾンあたりでは入手困難であります。Bandcampのネット配信でMP3音源は購入出来るけど、物に拘る私にとっては最後の砦、Discogsしかないですね。意外と安い価格で購入出来たので、他のアルバムも少し集めてみようかと思っています。
北海道の田舎町に戻ってから、ライブに行く機会が本当に減ってしまった。自分の観たいライブが東京中心になるのも分かるけど、もう少しどうにかならないものかと思う。北海道新幹線のおかげで、仙台という選択肢も増えたので、仙台で洋楽ロックのライブがもっと増えて欲しい。一応、9年前は短かったけど、仙台市民だったしね。
2017年3月2日 Steve Reich＠東京オペラシティ
80歳になるSteve Reichのライブ。これを見逃すと次は無いかも知れない。Tehillimを中心とした演奏で、Clapping Musicも行うとのこと。Colin Currieを中心としたクループの演奏でSteve Reichがどう絡むのか楽しみです。
2017年4月21日 The Stone Roses＠日本武道館
自分にとっての音楽リスナー人生を変えたバンドと言っても過言ではないThe Stone Roses。新作が待ち遠しい中、新曲も色々とやるのでしょうね。
2017年7月28日～7月30日 フジロックフェスティバル2017＠苗場スキー場
早割チケットが取れて、宿も確保。出演者第1弾がこの前発表になって、いよいよ気分も盛り上がってきました。今年で16年連続参加のフジロックフェスティバル。今年も楽しみますよ。
月末恒例の購入履歴です。1月は5タイトルと少なめでした。
Moolah / Woe Ye Demons Possessed 購入先Amazon.co.jp（ディスクユニオン横浜関内店） 購入価格1,373円
1974年ニューヨークの青年2人が作り上げてしまったコズミック・サイケデリック・トリップの伝説的名盤。この1枚で終わってしまったけどね。
David Grubbs / Prismrose 購入先WOW HD 購入価格1,524円
昨年リリースされた新作です。ギター1本で、曲によってヴォーカル、ドラムス、パーカッションが入るといった、彼のセンスを感じる1枚。
Rayon / A Beat Of Silence 購入先WOW HD 購入価格1,658円
The NotwistのMarkus Acherのソロ名義Rayonによるミニマルな世界。Markus Acherの幅広い音楽性を再確認してしまった。
The Orb / Cow､Chill Out､World 購入先WOW HD 購入価格1,658円
買いそびれていたThe Orbの2015年の新作。
David Rosenboom / Naked Curvature 購入先Amazon.co.jp 購入価格675円
バイオ・フィードバック・ミュージックでお馴染みの現代音楽作曲家David Rosenboomの2015年のアルバム。電子音響作品ではなく室内楽を行っているのですが、これがもの凄く素晴らしい！どこかに音源があると良いのですが・・・
