ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

バンド、アーティスト特集

スウェーデンのDan Johansson率いる音楽ユニットEnhet För Fri Musikに嵌っています。

スウェーデンのアンダーグランド・シーンをこのブログで色々と取り上げてきた。今回はヨーテボリを拠点としたDan Johansson率いる音楽ユニットEnhet För Fri Musikを取り上げます。80年代からインダストリアル、ノイズ、パンク、フォークなど様々なバンドに…

もはや、孤高のギタリストではなくなったSteven R. Smithの2枚の新作!

Steven R. Smithの昨年リリースされたアルバム “In The Spires” を今後を占う重要なアルバム!として記事にした。今年になって新たなる展開を示す2枚のアルバムがリリースされました。彼について当ブログで何回か取り上げており、重複する部分もあると思うが…

スウェーデンのアンダーグラウンド シーンで活躍しているBlodに嵌まっています!

スウェーデンのアンダーグラウンド シーンで活躍しているBlodは、Gustaf Dickssonのソロ・プロジェクトであり、ノイズ、インダストリアル作家の重鎮でもあるSewer ElectionことDan Johansson率いる即興アウトサイダー・アシッドフォーク・ユニットEnhet För …

Reynols Japan 2022

「レイノルズ」 の展覧会&ドキュメンタリー映画の上映ツアー!2022年4月5日 東京DOMMUNEより開幕!アルゼンチンのアバンギャルド/ノイズ/サイケデリックバンド「レイノルズ」の神髄ここに! *dommune.comより 最近になって、このライブフライヤーをReynol…

アヴァンギャルドからオルタナまで飲み込んでしまう厄介なミュージシャンEugene Chadbourneに嵌まっています!

70年代からジャズ、カントリー、フォーク、ブルース、ロックなど自由奔放にジャンルの垣根をぶっ壊しながら独自の音楽を構築してきたアメリカのギタリストEugene Chadbourne。これまでにDerek Bailey、Han Bennink、John Zorn、Jimmy Carl Black、Sun City G…

Richard Youngsの今年リリースされた2枚のレコードより

毎年多くのアルバムをリリースしているイギリスのエクスペリメンタル系アーティストRichard Youngs。今年も私の知る限りでは、コラボレーションも含めフィジカルとして5タイトルリリースしている。デジタルなどでも公開になっているので、すべて購入する必要…

Lowの新作 ”Hey What” 異次元の世界へと達した最高傑作!

USミネソタ出身のAlan SparhawkとMimi ParkerによるインディーズバンドLow。13作目となる凄いアルバム “Hey What” がリリースされました。彼らの20年前の2001年初来日を今は無き原宿アストロホールで観ています。思入れもあるバンドですが、このブログでは取…

レーベルFlower Room を主宰しながら、ソロやコラボレーションなど様々な活動を行っているAsh BrooksとMatt Lajoieの世界に魅了されています!

アメリカ・メイン州ポートランドを拠点に音楽活動しているAsh BrooksとMatt Lajoie。2人は2017年に自分達の音源をリリースするレーベルFlower Roomを立ち上げます。カセットやレコードを中心にソロ音源、コラボレ-ション音源など多数リリースしています。自…

政治的メッセージを掲げながら、縦横無尽にジャンルの垣根をぶっ壊して掻き鳴らすSunwatchersのサウンドにハマッています!

Jeff Tobias(サックス)、Peter Kerlin(ベース)、Jason Robira(ドラムス)、Jim McHugh(ギター)、の4人によるニューヨークのバンドSunwatchers。先月のブログでJonathan Kaneについて書いた時に、Jim McHughとのコラボレーション・ライブ音源がnyctape…

ノイズ、ポスト・パンク、フォークまで多彩な音楽性を披露しているギタリストStefan Christensenに魅了されています

アメリカ・コネチカット州ニューヘイブンを拠点に活動しているギタリストStefan Christensen。2000年代初期より音楽活動を行っており、様々なバンドやユニットを経て2015年よりソロ名義でも活動をスタートします。今はHeadroom、Centerのメンバーでもあり、C…

Dire Wolvesのベーシストとしても活躍しているBrian Lucasのソロ・プロジェクトOld Million Eye

サンフランシスコのサイケデリック・バンドDire Wolvesのベーシストとしても活躍しているBrian Lucasのソロ・プロジェクトOld Million Eye。ドローン、アンビエント、ミニマル、エレクトロニクスなど様々な要素を駆使してBrian Lucas流のサイケ感を醸し出し…

アメリカ、コネチカット州のノイジーでサイケデリックなサウンドを奏でるHeadroom、その周辺も含めてユニークな活動を行っています!

David Shapiro(ギター、キーボード)、Rick Omonte(ベース)、Kryssi Battalene(ギター、ヴォーカル)、Stefan Christensen(ギター)、Ross Menze(ドラム)によるアメリカ、コネチカット州を拠点にノイジーでサイケデリックなサウンドを奏でるHeadroom…

アンビエント、ミニマル、テクノ、ノイズなど様々な要素を組み合わせたClub Sound Witchesのユニークな世界!

オーストラリアでアンダーグランドに活動するMatt Earle & Nicola Mortonの男女デュオClub Sound Witches。アンビエント、ミニマル、テクノ、ノイズなど様々な要素を組み合わせて、これまでにないユニークな世界を築き上げています。彼らに魅了させられて、…

祝、Reynols復活!!

アルゼンチンの実験的カルトバンドReynolsが2004年に活動中止してから、復活していたことを知りました。ヴォーカルのMiguel Tomasinが音楽シーンに戻って来たことを嬉しく思う。昨年2枚のアルバムをリリース。少量生産でありますが、2枚とも何とか購入するこ…

ウクライナのシンガー・ソングライターSvitlana Nianio(Світлана Охріменко)、彼女の不思議な世界に魅了されています

ウクライナを拠点に活動しているシンガーソングライターSvitlana Nianio。90年代初期にチェンバー・サイケ・フォークバンドCukor Bila Smertで活動していました。Cukor Bila Smert解散後は、1996年にOleksandr Yurchenckoとのコラボレーション作品「Знаєш Як…

Sunburned Hand Of The Man三昧

ボストンを拠点にして1997年からJohn Moloneyを中心に様々なメンバーが流動的に集まってライブ活動を行なっているバンドSunburned Hand Of The Man。彼らのアルバムを9月1作、10月3作、11月3作、12月2作と、毎月買い続けて9タイトル。これは纏めて取り上げる…

英国アンダーグランドのポスト・パンク・バンドFamily Fodderのへんてこりんなストレンジ・ポップとは

英国アンダーグランドのポスト・パンク・バンドFamily Fodder。名前は知っていたが、しっかりと聴いたことが無かったのであります。今回、Twitterのフォロワーさんが、彼らのBandcampを紹介していたので聴いてみたら嵌ってしまった。Alig Fodderを中心として…

Sun City Girls関連の新作あれこれ

Sun City Girlsの新作(2004年のライブ盤)、弟Rick BishopのSir Richard Bishopによる新作、そして兄Alan Bishop率いるThe Dwarfs of East Agouzaの新作がリリースされました。前回のブログ記事「2020年7月のディスカホリック」で購入履歴を書いていますが…

Neil Campbellあれこれ

Neil Campbellは1966年生まれのイギリス人で、80年代から一貫してアンダーグランド中心にエクスペリメンタル、ノイズ、エレクトロ、ドローンといった音楽を実践してきたミュージシャンです。コラボレーションも含めて、多くの作品をCDRやカセットなどでセル…

ローファイなインディーズ・ロックとノイズ・サウンドが絡むAstatineの世界

AMPやMemory DrawingsといったバンドをリリースしてきたギリシャのレーベルSound In Silence。昨年ぐらいから積極的にフォローしていたところ、これだと思う素晴らしいアーティストAstatine(Stéphane Recrosio)に出会うことが出来ました。 Astatine(Stéph…

トルコの民族音楽にオルタナティブ要素をぶち込んだBaba Zulaに嵌まっています。

7月に2タイトル、10月に4タイトルも購入してしまったトルコのオルタナティブ・ジャム・バンドBaba Zula。このバンドについては、個別に取り上げるしかないですね。 Baba Zulaは1996年にトルコ、イスタンブールにて映画のサウンドトラック制作のために結成さ…

Alternative TV / Viva La Rock 'N' Roll(The Complete Deptford Fun City Recordings 1977-1980)オルタナティブロックの元祖は俺たちだぜ!

イギリスで初のパンク・ファンジン「Snuffin’ Glue」を創刊したMark Perryを中心として1977年に結成されたAlternative TV。2015年にコンピレーションBOXがリリースされていたことを今頃になって知り、即購入しました。 Alternative TV / Viva La Rock 'N' Ro…

イスラエル・サイケデリック・バンド Ouzo Bazookaのクラウドファンディング!!

先月のブログ記事でイスラエル・テルアビブを拠点に活動するサイケデリック・バンド Ouzo Bazookaを取り上げた。そして、この記事を見た友人からOuzo Bazookaのクラウドファンディングがあることを教えて貰った。 今回フジロックに出演するOuzo Bazookaです…

「わたしたちは日の出る国、日本での初ツアーが遂に決まったことをとても嬉しく感じます」イスラエルのサイケデリック・バンド、ウーゾ・バズーカより

イスラエル・テルアビブを拠点にするサイケデリック・バンド Ouzo Bazooka 。前身バンドであるBoom PamのギタリストUri Brauner Kinrotのソロ・プロジェクトとしてスタートする。Boom Pamは中東の民族サーフロック・バンドとして2003年から活動していて、201…

アルゼンチン・ブエノスアイレスを拠点に、様々な民族楽器を駆使してエキゾチックな世界を奏でるPandelindioとは・・

Pandelindioはアルゼンチンのブエノスアイレスを拠点にFederico Fossatiが中心となって活動している音楽プロジェクトです。様々な民族楽器を駆使してアコースティックなドローンをベースに、インドや中東などのエキゾチックな雰囲気をも取り込んだサウンドを…

再びSunburned Hand Of The Manに嵌まりかけています。

先月購入したSunburned Hand Of The ManのメンバーであるPaul LaBrecqueとGhazi Barakatのコラボレーション・アルバム「Terminal Desert」が切っ掛けで、再びSunburned Hand Of The Manに嵌まりかけています。ボストンを拠点にして1997年からJohn Moloneyを…

LAFMS(Los Angeles Free Music Society)の重要人物で創始者の一人でもあるJoe Pottsのソロ・アルバム2枚をやっと購入しました。

1975年にLAFMSの根源バンドLe Forte Fourで活動を始め、78年にはノイズ・オーケストラAirwayの総指揮官として、アヴァンギャルド・ミュージックに多大な影響を及ぼしてきたJoe Pottsです。現在も積極的に活動を行っており、昨年はAirwayの4作目となるライブ…

アンビエント・シューゲイザー、AMPの新作がギリシャのレーベルSound In Silenceからリリース!

90年代初期に活動を始めて、Wurlitzer Jukebox、Kranky、Darla Records、そしてSpace Age RecordingsからアルバムリリースしてきたイギリスのAmp。ここに上げたレーベル達は、当時、バンドに関係なくレーベル買いをしていた私です。ただ、Ampは2000年中頃か…

英国のヴィオラ奏者Alison Cottonを中心としたTrimdon Grange Explosion周辺に注目です。

Trimdon Grange Explosion Alison Cotton(ヴィオラ、ヴォーカル)、Ben Phillipson(ギター、ヴォーカル)、Mark Nicholas(ベース)、Karl Sabino(ドラムス)の4人組サイケデリック・フォーク・バンドTrimdon Grange Explosion。2010年に7インチシングル…

プロモーターの皆さん、Dire Wolvesを日本へ呼んでください!!

ブログのアクセス数が急に伸びていたので何かと確認してみたら、「2018年アルバム・ベスト20」のNo17に選んだDire Wolvesが、自身のFacebookやInstagramでこの記事をシェアしていたのでした。もの凄く嬉しいです。そんなことで、Dire Wolvesについて書いてみ…