ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

レコード・レビュー

The Flowers Of Hell「Symphony No.1」 Malcolm McLaren、Lou Reedに向けたレクイエム!

The Flowers Of Hell / Symphony No​.​1 カナダ出身のギタリストGreg Jarvis率いるThe Flowers Of Hell。2006年のデビュー時には、Death In VegasのTim Holmes、Spacemen 3のSonic Boomらがアルバム制作に深く関わっていて、サイケデリックなギターサウンド…

Volcano The Bear「Commencing」(5Vinyl Box)

1995年にイギリスのレスターでAaron Moore、Daniel Padden、Clarence Manuelo、 Nick Mottの4人によって結成されたVolcano The Bear。彼らの5Vinyl Boxが、ベルリンのMiasmahよりリリースされました。初期のカセット作品、CDR作品といった今では入手困難な音…

The Sperm / Pekka Airaksinen / Samsa Trio-Works 1968-76

フィンランドのアヴァンギャルド音楽家、Pekka Airaksinenの重要な初期音源が5Vinyl Boxとしてリイシューされました。 John GageやStockhausenに影響を受けた彼は、60年代後半にThe Sperm(何とも凄い名前ですが)というバンドを始めます。名前のごとく猥雑…

エーモス&クルー トゥルーティアーズ

Amos & Crew / True Tears 怪しけなヤバいレコードを見つけましたよ!エーモス&クルーのトゥルーティアーズであります。なせか日本語表示です。このAmosは、元Henry CowのTim Hodgkinsonが結成したバンドThe Workのメンバーであった人です。その"The Workの…

Bichkraft、情勢不安のウクライナから掻き鳴らされるサウンドはリアルに突きささる !

Bichkraft / Mascot 久しぶりにこれだと思う新人バンドに出会いましたよ!ウクラウナ・キエフの4人組バンドBichkraftであります。アメリカ・ブルックリンのインディーレーベルWharf Cat RecordsからリリースされたBichkraftのデビューアルバム「Mascot」が素…

Daevid Allen三昧!

Daevid Allenが旅立ってから、1カ月が過ぎました。改めて彼の素晴らしさを確認している状況です。気持ち的には、未だGet Well Soon Daevid!でありますが・・・ Daevid Allen三昧!と言うことでオーダーしていたレコード、CDが届きました。今後も色々な物が…

Henry Flyntに再び熱くなっています。

哲学者であり、60年代にGeorge Maciunasの提唱したフルクサス運動にLa Monte Youngらと参加していたアメリカの現代音楽作家Henry Flynt。ただフルクサスは、政治的イデオロギーや権威主義的なことですぐにその一派から遠ざかってしまう。そして、彼が向かっ…

Arnold Dreyblatt、2枚のアルバムより

Arnold Dreyblattは、Pauline Oliveros、La Monte Young、Alvin Lucierといった巨匠の下で音楽を学んだアメリカの作曲家です。1984年よりドイツのベルリンを拠点に活動しています。エクスペリメンタルでアヴァンギャルドな音楽を展開するArnold Dreyblattの…

フィンランドの秘境から、ワールドワイドに打って出でる! By Kemialliset Ystävät

Kemialliset Ystävät / Alas Rattoisaa Virtaa (LP) フィンランドのKemialliset Ystavatが、昨年末のピクチャー12インチ片面録音EPのリリースを経て、今年4年振りの新作。フリー・フォーク、サイケデリック、アヴァンギャルド、まあ、その他様々の形容詞が付…

Terry Riley、2枚のレコード盤より

8月のディスカホリックでも簡単に紹介していたTerry RileyのTwo Early Worksの他にもう1枚オーダーしていた。9月の初めに届いたLive Koln 1975というブート盤であります。両方、素晴らしい作品なので、あれこれ書いてみました。 Terry Riley / Two Early Wor…

ギター・アンプからマイク録音された厄介なライブ音源 By The Velvet Underground

The Velvet Underground / The Legendary Guitar Amp Tapes(LP) Lou Reedのギター・アンプのすぐそばからマイク録音された1969年のライブ音源のLP化です。Lou Reedの歪んだギター音を中心として、ギター以外のヴォーカルなどは遠くの彼方で唸っている厄介…

Sun Raの1966年の未発表ライブ音源!

Sun Ra And His Band From Outer Space「Space Aura」 今年はSun Ra(1914年5月22日~ 1993年5月30日)の生誕100周年であります。この生誕100年を記念してMarshall Allen率いるSun Ra Arkestraが世界各地でライブ活動を行なっている。日本でも7月4日と5日に…

Spiritualized vs. Oneida、インプロ勝負!

J. Spaceman & Kid Millions / Live At Le Poisson Rouge (LP + 7") SpiritualizedのJ. Spaceman(Jason Pierce)とOneidaのKid Millionsの2人による2013年9月11日のインプロ・ライブを収録したアルバムをリリース。LPと7インチという変則的なリリースで、…

Bishop兄弟、アコギ対決!

辺境バンドSun City GirlsのAlvarius B(Alan Bishop)とSir Richard Bishopによる初のスプリット盤を今年のRecord Store Dayに合せてリリースしました。 Alvarius B、Sir Richard Bishop / If You Don't Like It...Don't !(LP) Charles Gocherの死去によ…

カバー曲が原曲を超えた? By Bardo Pond

Bardo Pond / Looking For Another Place 昨年の年間ベスト・アルバムNo.1にBardo Pond「Peace On Venus」を選んだ私であります。そのBardo Pondがまたしてもやってくれました。今回は今年4月19日のRecord Store Dayにあわせて限定200枚のレコード「Looking …

脳内がカオスするヤバい音源、The Telescopes / Harm(Vinyl)!

The Telescopes / Harm(Vinyl) 昨年の10月にリリース元であるNeon SighにオーダーしていたThe Telescopesの新作「Harm」(LPレコード)が、やっと届いた。レコードとデジタル配信での供給で、レコードについては限定250枚であった。レコードをオーダーする…

Loren Connors&Thurston MooreのRecord Store Day限定LPレコード

NYのエクスペリメンタル・ギタリストLoren ConnorsとSonic YouthのThurston Mooreとのコラボレーション・アルバム「The Only Way To Go Is Straight Through」が届いた。昨年4月20日のRecord Store Dayに合せてLPレコード限定でリリースされていた。私自身そ…

Loren Connors "Christmas Day"

Loren Connorsの1分40秒ほどの曲「Christmas Day」の7-inchが、リリース元であるFlannelgraph Recordsより届いた。昨年、Flannelgraph Recordsのコンピレーション・デジタル・アルバム「The Holidays Don't Have To Be So Rotten Volume 3.」に収録されてい…

孤高のギタリストSteven R. Smithの叫びを聴け!新作「Ending/Returning(2xLP)」より

Steven R. Smith / Ulaan Khol Ending/Returning(2xLP) 孤高のギタリストSteven R. Smithの新作がリリースされました。今回は本人名義とUlaan Kholによる2枚のLPレコードをカップリングしたのであります。EndingがSteven R. Smith、ReturningがUlaan Khol…