2013年、今年初めて届いたCDです。アシッドサイケが、ヘビィーに鳴り響いています。
サックス奏者Giuseppi Loganの1966年にリリースされた2作目。アマゾンマーケットプレイスでの中古品購入。想像を絶する下手くそさなどと言ってはいけないフリージャズ初期のカオスティックな世界。
2005年にリリースされた「Waiting for the Sirens' Call」のアウトテイク集。Bernard SumnerとPeter Hookは、今の様に揉めてないで、早く和解をして一緒にやって欲しいと思わせる1枚。無理でしょうけどね。
1962年のJohn Cage初来日のライブ音源。空間を埋め尽くす様なラディカルなノイズには、ちょっと驚き!極北実験音楽を扱っているOmega Pointが絡んでいるのも興味深い。
フランスの現代音楽作曲家Luc Ferrariとその妻Brunhild Ferrariの個々の2枚をセットにしたアルバム。Luc Ferrariの方は、コンピレーションやLPのみでの楽曲に未発表音源をいれた全3曲であります。これを聴くとポスト・ロックあたりの方々からリスペクト受けるのも納得できる内容になっている。
一方、Brunhild Ferrariは、Luc Ferrariが亡くなってからの作品であります。これが、Luc Ferrari以上にLuc Ferrariしている所に、面白さを感じてしまった。
アメリカの実験的作曲家Michael Pisaroと日本でフィールド・レコーディングスを実践しているToshiya Tsunodaとのコラボレーション・アルバム。
Genesis P-Orridgeを除くメンバーで構成されているX-TG。「Desertshore」はNicoの同名のアルバムをカヴァーした作品。元々、2010年に亡くなったPeter Christophersonが取り組んでいた企画をChris CarterとCosey Fanni Tuttiが発売までに仕上げた1枚。AntonyやMarc Almondらがゲスト参加しているのも注目です。
「The Final Report」は、3人によるセッション音源とのことです。Throbbing GristleあるいはX-TGとしても、これが最終報告である思いが伝わってくる1枚。
John McEntireをプロデューサーに迎えた13作目の新作。ここ何作かの中では、一番聴いているかもしれない。身構えずにユルユルと聴かせるところは流石だね。