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ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

Larsen「Of Grog Vim」

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1993年にイタリアのトリノで結成され、初期のアルバムがMichael Gira のプロデュースで Young God Records からリリースされたこともあったアヴァン・フォーク、ポストロック・バンドLarsen。インスト中心のバンドですが、元SwansのJarboe、Current 93のDavid Tibet、英国地下音楽シーンの謎の女性シンガーLittle Annieらをアルバム毎にメイン・ヴォーカルとして起用した作品も多くリリースしています。個性の強いヴォーカル達と切磋琢磨してLarsenワールドを作り上げていったのです。

 

LarsenはNurse With Wound や Z’EVとのコラボ作品もリリースしている。私はNurse With Woundとの「Erroneous, A Selection Of Errors」で彼らの存在を知った。その他、カリフォルニアのエクスペリメンタル・バンドXiu XiuとはXXLとしても活動しています。彼らの組む相手がアヴァンな方々というも興味深いところですね。

 

Larsen「Of Grog Vim

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そんなLarsenの5年振りの新作としてリリースされたのが「Of Grog Vim」であります。前作「Cool Cruel Mouth」、前々作「La Fever Lit」とLittle Annieをヴォーカルとして迎えた作品でしたが、今回はLarsenメンバーによる久しぶりのインスト作です。現SwansのマルチミュージシャンThor Harrisがトロンボーンで2曲ゲスト参加しています。今回はより一層ポストロックを意識した感じで、ミニマル、ポストクラシカル、ドローンといった実験的要素を巧みに取り込んでいる。メンバー4人の英知を結集したアクレッシブな全8曲。もはや、ヴォーカルは必要ないですね。彼らの新たなる可能性を秘めた最高傑作だと思う。

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こんなライブを披露してくれるのなら、日本で是非ライブを行って欲しい!

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