ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

フジロックフェスティバル2018、前夜祭&7月27日(金)観戦報告

7月26日(木)前夜祭

フジロスから抜けきれずに悶々とした日々が続いています。17回目のフジロック観戦報告を書かなくてはね。今年は前夜祭にも参加しました。深夜勤務明けで気力、体力ボロボロの中、やっと越後湯沢駅に着いたのが18時でした。意外と人が多かったのに少し驚く。シャトルバスに乗り込んで苗場の会場に着いたのが19時半近くになっていた。苗場音頭は既に終わった後で、オアシスエリアは超混み状態。花火が上がって気分が盛り上がってきた。まずは、プリンス食堂でビーフステーキプレートを食べる。価格は高いけど美味い!

f:id:hiroshi-gong:20180726180901j:plain

f:id:hiroshi-gong:20180726192901j:plain

f:id:hiroshi-gong:20180726200658j:plain

f:id:hiroshi-gong:20180726201145j:plain

レッド・マーキーではライブが始まった。出演者リストをみると、な、なんとTH eROCKERSの名前があった。恐る恐る前の方へ向かうと、俳優の陣内孝則率いるあのTH eROCKERSであった。「Hey!センキュー!TH eROCKERSです。本日はお足元もちゃんとした中、タダで見にきてくれてありがとう!」とMCを発して会場はさらにヒートアップ!たった30分ほどの短いライブだったけど、楽しかったです。フジロックのサプライズなんだけど、通常のラインナップとしてやっても良かったかな。

f:id:hiroshi-gong:20180726212936j:plain

明日からの本番に備えて、本日の前夜祭はここまでにして越後湯沢の宿に戻ることにした。後3日あるし、前夜祭でエネルギー使い果たしたくないしね。寝てないので、温泉に浸かってゆっくりしたです。

 

7月27日(金)

Rancho Aparte@木道亭 

初日の一発目は中南米諸国コロンビアのRancho Aparteです。コロンビアというだけで、陽気でラテン系アフロ・ビート満載と想像出来ますね。ボードウォーク脇にある小さなステージ木道亭でのライブです。最初ノンビリと座って観ていたのですが、スタッフの1人がスタンドアップの合図をしたことで、会場全体がお祭り騒ぎです。Rancho Aparteのメンバー達もそれに答えるように、ノリノリのライブを行ってくれました。

ç»åã«å«ã¾ãã¦ããå¯è½æ§ããããã®:1人以ä¸

 

食べることもフジロックの楽しみです。アヴァロンフィールドに行っての昼食は、もちろん朝霧食堂です。今回は朝霧シチューのパンセットを美味しく頂きました。朝霧食堂で食べなきゃフジに来た気にならないと豪語している私です。過去にこのブログでその事を書いたら、朝霧食堂さんから直接コメントを頂いたこともありました。

f:id:hiroshi-gong:20180727160058j:plain

 

Parquet Courts@White Stage

ホワイト・ステージに行ってニューヨークはブルックリンを拠点に活動する4人組ガレージパンクバンドParquet Courtsを観る。2014年の時は見損ねているので今回は必見です。単なるガレージ・パンクに留まらずに、様々な要素をぶち込んで捉えどころのないライブを展開する彼らです。そこがParquet Courtsの魅力ですね。このライブも修羅シュシュシュと自分達のやりたいことやり尽くした最高に面白いバンドでした。

f:id:hiroshi-gong:20180727145352j:plain

Parquet Courtsが終わった後に友人NYさんと偶然出会う。彼とはFacebookで友人になって、ここ何年かはフジで毎回というよりは毎日お会いしている感じかな。自分との音楽の好みが合っているとは思えないけど、 色々な所でお会いするのですよ。変なオーラを出している不思議な方ですけどね。今回も連絡なしで3日ともお会いしました。

 

Albert Hammond, Jr.@White Stage 

同じくホワイト・ステージにてThe StrokesのギタリストAlbert Hammond, Jr.を観る。この人ってフロント・マンとしてこんなにも明るく、観客の心を鷲づかみに出来ると思っていなかっただけに新鮮に見えた。縦横無尽に動き回り、ステージ下に降りて観客に揉みくちゃにされなからも歌い続ける彼の姿は格好いい!これでThe Strokesの再始動もしばらくは無いと思ってしまった。このままソロとして活動し続けてもいいかもね。

f:id:hiroshi-gong:20180727163541j:plain

 

次の予定としてはフィールド・オブ・ヘブンでThe Teskey Brothersを観ようと思っていたけど、アヴァロンフィールドにあるボディチューニング蓮華堂さんが予約無しで入れたのでマッサージを受ける。ここも毎回行っている穴場のスポットです。ライブを見ることだけがフジロックの楽しみ方じゃないんだよね。こうしたリラックスできる癒やしの場も必要なのですよ。

 

Marc Ribot's Ceramic Dog@Field Of Heaven

Marc Ribotについてはフジで2014年のThe Young Philadelphians名義でも観ている。その時はストリングス隊が参加してソウルの名曲などをアヴァン・ギャルドにカヴァー するといった内容であった。今回はより実験的でロック色の強い展開です。Marc Ribotの殺気だったギタープレーは毎度のことですが、他の2人のメンバーもそれに負けず劣らずのパフォーマンスを披露してくれました。この3人が作り上げるカオスティックな世界はやはり格好いいとしか言いようが無い!!

f:id:hiroshi-gong:20180727190339j:plain

Marc Ribot's Ceramic Dogの後、友人SAさんと出会う。Mixi時代からの友人なので、もう13年ぐらいの付き合いになる。 今回は初日のみの参加と聞いていたので、となるとMarc Ribotは外せないと思っていたら、案外近い所で観ていたのでした。自分が北海道に戻ってからは、フジロックでしかお会い出来なくなっているけど、こうして毎年お会い出来るのも凄いと思う。

 

Odesza@White Stage

Clayton KnightとHarrison Millsによるエレクトサウンド・ユニットOdesza。昨年リリースされた「A Moment Apart」では多数のゲスト・ヴォーカルを起用してアルバムが作られていた。ライブは2人によるサンプリングや打ち込みを行って展開するものと思っていた。しかし、実際のライブはトランペット、トロンボーン、ギター、そしてトラム隊を駆使した人力エレクトロサウンドを披露してくれた。ステージングも豪華な演出が施されていて、ホワイト・ステージでここまでのことをやるのかと正直驚いてしまった。素晴らしいライブであったが、生ヴォーカルで聴けなかったことが残念。将来グリーン・ステージのヘッドライナーとして戻って来たときに期待しましょう!!

f:id:hiroshi-gong:20180727202415j:plain

 

最後は、同じくホワイト・ステージでPost Maloneを観る予定であったが、体力の限界もあって早めに切り上げることにした。途中でグリーン・ステージのヘッドライナーであるN.E.R.Dを横目でチラ見しなから宿に戻りました。後2日あります。頑張って書いて行きますね。