ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

英国のヴィオラ奏者Alison Cottonを中心としたTrimdon Grange Explosion周辺に注目です。

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Trimdon Grange Explosion

Alison Cotton(ヴィオラ、ヴォーカル)、Ben Phillipson(ギター、ヴォーカル)、Mark Nicholas(ベース)、Karl Sabino(ドラムス)の4人組サイケデリック・フォーク・バンドTrimdon Grange Explosion。2010年に7インチシングルでデビューして以来のファースト・アルバムを2017年に音楽配信でリリース。2018年後半にCardinal FuzzとFeeding Tube Recordsからの共同リリースとなりました。

 

この4人は、元々2005年からThe Eighteenth Day Of Mayというバンドで一緒に活動していました。アルバム1枚で解散しますが、Alison CottonとMark Nicholasはデュオとして2007年よりThe Left Outsidesとして活動を始めます。そこに元の仲間Ben Phillipson、Karl Sabinoが加わってTrimdon Grange Explosionを結成します。バンドの名前は1882年にイングランドの町Trimdon Grangeで起きた炭鉱爆発事故のことを表しています。凄いですね。

 

Trimdon Grange Explosionの本作は、Alison Cotton、Ben Phillipsonの2人のヴォーカリストを用いて、自分達の曲の他、独自にアレンジした英国トラディショナル・ソングのカヴァー曲を交えたアルバムです。牧歌的で初期のヴェルヴェッツを思わせる雰囲気も良い感じ。それぞれのヴォーカルが個性を充分に発揮しており、それに絡むサウンドも空間を活かした小気味よい演奏です。加えてAlison Cottonの奏でるヴィオラも心地よく鳴り響いています。ブリティッシュ・トラッドサウンドを巧く纏め上げたアルバムです。 

 

 

Alison Cotton / All Is Quiet at the Ancient Theatre

Alison Cottonの昨年リリースされたソロ名義のアルバム。ヴィオラを中心としてハーモニウム、リコーダー、パーカッション、そして彼女のヴォーカルまでも絡めたポスト・クラシカルなドローン世界。Pauline OliverosをリスペクトしているAlison Cottonだからこそ、なし得るドローンとヴォーカルが絡む静寂で崇高な雰囲気。アルバム・タイトルAll Is Quiet at the Ancient Theatreのイメージがそのまま伝わって来るような素晴らしいアルバムです!

 

 

The Left Outsides / All That Remains

 Alison CottonとMark NicholasのデュオThe Left Outsidesも昨年4枚目となる新作をリリースしています。フィジカルメディアとしては、購入していませんが、こちらも取り上げなければいけませんね。Trimdon Grange Explosionと比べるとよりシンプルに様々な音楽にトライしていします。The Left Outsidesも注目です。

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今後、Trimdon Grange Explosionの4人のメンバーが、どのような感じで活動していくのか楽しみ。4人とも個々に器量を持ったミュージシャンです。特にAlison Cottonは、色々と引っ張りだこになっていく感じがしますね。