2020年初の更新です。今年もよろしくお願いします。
恒例の年間ベスト・アルバムの紹介です。2019年にリリースされた新作から私的にこれだと思うアルバムを選んでいます。今回も素晴らしいアルバムが多くて悩みました。2018年の時は絞りきれずにベスト20にしましたが、2019年はそれ以上に素晴らしいアルバムが有りました。結局、自分の中では選びきれずに収集がつかなくなった為、ベスト10に戻しました。リイシューや買いそびれていたもの、新たに出会ったアーティストやバンドなどにも、これと思うアルバムが多かったのも確かでした。YouTubeやBandcamp等で聴いたうえで購入しているので、外しが無くなったのも大きいですね。はたして、今年はどんな音楽に出会えるか今から楽しみです。
No.1 Cosey Fanni Tutti / Tutti
35年ぶりのソロ・アルバム。エレクトロニックでビートを効かせたサウンドは最高に格好いい!!
No.2 Larsen / Arrival Vibrate
インストゥルメンタル作でコラボレーションしたことのある故Z'EV(1951~2017)に捧げる追悼アルバムです。
No.3 Ian Brown / Ripples
ローゼズ再結成を経てのソロ活動再開のアルバム。気負いもなく淡々と歌い上げる感じは、これまでに無く心に染みこんでくる傑作。
No.4 Wilco / Ode To Joy
3年振りの新作。この間に各メンバー様々な活動を行って吹っ切れたのでしょう。よりシンプルに研ぎ澄まされた曲が多い傑作。
No.5 Gong / Universe Also Collapses
歴史あるバンドを継続させる難しさ。そのプレッシャーをはね除けて、各メンバーの力量がしっかりと反映された素晴らしいアルバム。
No.6 Baba Zula / Derin Derin
今年9タイトルもアルバムを購入してしまったトルコのBaba Zula。どのアルバムも素晴らしいのですが、2019年ベストとなれば、これを選ぶしかないですね。
No.7 Ouzo Bazooka / Transporter
クラウドファンディングに出資してまで応援したイスラエルのOuzo Bazooka。フジロックでのライブも胡散臭くて最高に良かったです。
No.8 The Clandestine Quartet / One for the Fossa, Two for the Wolverine
Sun City GirlsのAlan BishopとRick Bishopの兄弟にChris Corsano、Michael Flowerが加わった新たなるバンド。進化したSun City Girlsを伺うことが出来ますよ。
No.9 Amp / Entangled Time
スタジオ録音盤としては8年振りの新作。 アンビエント・シュゲイザーともいえるサウンドを是非とも大音量で聴いて欲しい!
No.10 Richard Youngs / Dissident
エキセントリックな要素を封印して、ヴォーカルを中心にしっとりと歌い上げています。心が癒やされるアルバムです。