フジロック2012の2日目であります。前日のThe Stone Rosesが、素晴らしいライブを披露してくれました。23時までライブをやったので、すぐに越後湯沢行きのシャトルバスに向かうのは、もの凄く混んでいるだろうと思った。それでオアシス・エリアで軽く食事を取ってから戻ることにした。これが裏目に出ましたね。0時にシャトルバスの所へ行ってみると長蛇の列なのでありました。結局、シャトルバスに乗ったのは2時過ぎ、越後湯沢のホテルに着いたのは3時、温泉に入って寝たのが4時という有様でした。
朝、目が覚めてみると、ホテルの朝食はすでに終わりになっていた。のんびりしている間に、時刻は10時を過ぎていた。今日の予定は、13時25分からのホワイト・ステージで行われるCloud Nothingを観ることだったが、苗場に到着したのは、13時を少し過ぎていた。腹は減ったし、トイレにも行きたいこともあって、Cloud Nothingを観ることを断念してしまった。トイレに行くにも長蛇の列なんですよ!
次に観ようとしていたのは、同じくホワイト・ステージ15時からのMono With The Holy Ground Orchestraであります。余裕をもってホワイト・ステージまで行くことが出来ますね。Monoについては、何回か観ているのだが、今回の様にThe Holy Ground Orchestraとタッグを組むのは、初めてであります。Monoのメンバー4人は正面を向いて、The Holy Ground Orchestraのメンバー20人近くは、指揮者も含めてMonoの後ろ横並びの配置。Monoもついに、ここまで来たのかと驚いてしまった。新たなる展開に新鮮さを感じました。
それにしても、ホワイト・ステージが入場規制寸前ぐらいまでの観客が集まった。次は、グリーン・ステージで再度System 7とのコラボレーション・ライブあたりを観たいものであります。
時刻は、18時近くになっていた。本日一番観たいと思っていたSpiritualizedを観る為に、レッド・マーキーに戻るとする。20時30分からなので、グリーン・ステージで行われているRay Davies Bandをチラ観しながら、レッド・マーキーに戻るとThe D.O.T.がライブをやっていた。昨年解散したThe MusicのRob HarveyとThe StreetsのMike Skinnerとの新たなるユニットである。まだEP1枚しかリリースされていないのに、結構混んでいた。結局、次のSpiritualizedに余力を残す為、The D.O.T.もチラ観で終え、夕食を取ることにした。
いよいよ、Spiritualizedです。19時30分過ぎには、レッド・マーキーの前列の方で待ち構えていた。Spiritualizedを観るのは、2008年のサマーソニック以来のことである。ワクワクドキドキしているところに彼らの登場です。Jason Pierceを初めとして、ギター、ベース、ドラム、キーボード、そしてコーラス2名の布陣です。Jason Pierceは、横向きスタイルで4年前のサマーソニックの時も同じだったことを思い出した。1曲目には最新作「Sweet Heart Sweet Light」の「Hey Jane」でスタートしたライブ。2曲目にSpacemen 3のバラード曲「Walkin’ With Jesus」を持って来た時には、もうこの曲をやるのか、と思わす興奮してしまった。
今回のライブ、ノイズ垂れ流しと言うよりは、Spiritualizedの各アルバムよりJason Pierceのヴォーカルをより最大限に生かした選曲となっています。フェス向けの選曲なのかな?ラスト曲は、毎度お馴染みのSpacemen 3の「Take Me To The Other Side」で宇宙の彼方へ、観客を導いてくれる曲で幕を閉じたのでした。ドラマチックで壮大なライブに、うるっとしてしまいましたね。
もう、これ以上なにも要らないのですが、弟の方を観て、兄貴を観ないで帰るのも何なんで、Noel Gallagher’s High Flying Birdsを観て帰ることにした。グリーン・ステージでは、すでにNoel Gallagher’s High Flying Birdsが始まっていた。Spiritualizedの素晴らしいライブで頭が一杯の私には、Noel Gallagherの曲が頭に入ってこない。半分ぐらい経ったところで、Oasisの名曲「Supersonic」のアコースティック・バージョンをやった。最初はよく分らなかったが、おっ、Oasisだ!と言うことで、Oasisの曲も聴けたので早目に帰ることにした。Noel Gallagherファンの方、申し訳ないです。
私のフジロック2日目が終わりました。まだ、1日ありますので、また、お付き合いくださいませ。