フジロック2日目です。初日の観戦報告で宿に拘りたいと書きました。この4年ほど、常宿となっている越後湯沢の温泉宿からの風景です。露天風呂も最上階にあって夜景も最高に良いです。さあ、今日も1日楽しみましょう。この日、朝の天気は良かったのですが・・・
2日目の最初はFacebookの友人が拠点としている所に行き、ワインを一杯ご馳走になりました。普段中々会えない友人達とフジロックで会うことも一つの楽しみ方です。その後、本日最初のライブを観る為にGypsy Avalonへ向かう。
久保田リョウヘイ@Gypsy Avalon 11:00~11:40
世界でも珍しい次世代打楽器、ハンドパン奏者久保田リョウヘイ。新潟県三条市に在住して、そこから世界へと発信しています。三条市は金属加工の街で日本製のハンドパン製造も兼ねて居を構えたそうです。ハンドパンの音色がアンビエントでミニマルに鳴り響く世界。心地よく酔いしれることが出来ました。今後はバンド編成等も考えているとのこと。もう応援するしかないです。Gypsy Avalonの会場でCDを買い、一緒に写真も撮ってもらいました。
突然段ボール@Orange Cafe 12:00~13:30
1977年から活動している日本のパンクバンド。未だに活動していたとはね。蔦木俊二の持っているスピリットは何も変っていない。もっと変なことをやるのかと思っていたが、分かりやすいメッセージでオーソドックスにパンクバンドをやっていた。それがもの凄く新鮮に感じた。爺、頑張れ!!!
レコード迷路
Orange Cafeに今年初めて登場したオブジェです。たくさんのレコードが飾られていて、その中に入って行くと今度はレコードジャケットで埋め尽くされています。不思議な空間です。
このOrange Cafe、テント、テーブル&イスのスペースが、これまで以上に増えている。Green Stageに拘らすにField Of HeavenやCafe De Parisでまったりとライブを観るのならOrange Cafeを拠点に行動するの有りです。実際、利用者も多くなっているしね。奥地で遠いけどスマッシュも色々と考えていると思う。
Cake@Green Stage 14:50~15:50
積極的なリスナーじゃない為、曲知っているか、ちょっと不安だったけど、意外と知ってました。Short Skirt/Long Jacketでは「ナーナーナナー」と大合唱してしまった。雨が降ったり止んだりであった。彼らはこの雨を気にしながら、それに合わせる様な選曲も行なっていた。観客と一体になって、この状況の中で盛り上がろうとしているのがヒシヒシと伝わって来た。様々な要素を取り込んで、予想以上に楽しませて貰ったライブでした。新曲も良かったし、8年振りにリリースされる新作が待ち遠しい!
Courtney Barnett@White Stage 16:30~17:20
大雨の降りしきる中、ライブが始まった。オープニングナンバーAvant Gardenerで、もうノリノリのテンション上がりまくり。格好いい!!!!貫禄十分のギターワークとヴォーカルを見せつけておいて、曲が終わった後に見せるキュートな笑顔に魅せられた観客も多いと思う。バラード曲Deprestonが始まった時に、突如として大雨が止んでしまった。天候までもが彼女を応援していたライブ、最高に素晴らしかったです。
大雨というよりも豪雨といった感じでちょっとヤバい。避難的にGypsy Avalonにあるマッサージ屋さんで休憩。元気を取り戻して、20時からのAmerican Football、そして22時からのDeath Cab For Cutieと、このままWhite Stageに居る予定でいた。しかしながら、これまでない土砂降りの中で身も心も疲れ果てていた。White StageからGreen Stageへの近道であるボードウォークが通行禁止になっていた。5年近く愛用していたコアテックス製のレインウェアーから雨が染みこんでくる感じもあって、今回ばかりは無理せずに早めに退散することにした。
以上、2日目の観戦報告です。シャトルバスに乗るにも長蛇の列で30分以上は掛かったと思う。宿に戻ってからはゆっくりと温泉に浸かって疲れを癒やした。後1日ありますからね。