Daniel Johnston が宇宙の彼方へと旅立ってからまもなく一周忌となる。そんな中、ダニエル・ジョンストン追悼展「The Story of an Artist」が8月1日から東京・銀座のヴァニラ画廊で開催されている。何も無ければ今すぐにでも行きたいところではあるが・・・
7月の後半に追悼展「The Story of an Artist」が開催されることを知った。それで何か追悼音源が出てないか探していた。今年になって2017年のシカゴでのライブ盤「Chicago 2017」やBuilt To Spillのカヴァー・アルバム「Built To Spill Plays The Songs Of Daniel Johnston」がリリースされていることを確認したが、いまいち食指が動かなかった。たまたま、ディスク・ユニオンのオンラインにてカセットを発見した時は、ちょっと興奮した。もうこれしかないでしょう!と在庫のあるカセットを漁っていたら 5本も買ってしまった。これほど、カセットが似合うアーティストってDaniel Johnstonしかいないですね。
Daniel Johnston / Songs Of Pain - Dan Johnston 1980-81
初期音源集。
Daniel Johnston / Lost Recordings II
1983年のコンピレーション音源。
Daniel Johnston / Respect
1985年リリース音源。
Daniel Johnston / Live At SXSW
1990年3月14日のライブ音源。
Daniel Johnston / Live In Berlin
1999年6月6日のライブ音源。
今回購入の「Songs Of Pain - Dan Johnston 1980-81」、「Lost Recordings II」、「Respect」は、80年代のセルフ録音物です。傑作とされている1983年の「Yip / Jump Music」と「Hi, How Are You: The Unfinished Album」のカセット購入は出来なかったけど、Daniel Johnstonの無垢で狂気に音を掻き鳴らし歌っていることに変りないです。NirvanaのKurt CobainがDaniel JohnstonのTシャツを着ていたことなど、多くのアーティスト達が、この時代のカセットに魅了させられたのでしょう。自分も2003年の初来日を観たことを思いながら聴いていたら、一周忌を前にして再びうるっとしてしまった。