ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

政治的メッセージを掲げながら、縦横無尽にジャンルの垣根をぶっ壊して掻き鳴らすSunwatchersのサウンドにハマッています!

Jeff Tobias(サックス)、Peter Kerlin(ベース)、Jason Robira(ドラムス)、Jim McHugh(ギター)、の4人によるニューヨークのバンドSunwatchers。先月のブログでJonathan Kaneについて書いた時に、Jim McHughとのコラボレーション・ライブ音源がnyctaperよりデジタル配信されていたことに触れた。それが切っ掛けでSunwatchersに興味を持ってしまったのであります。色々と調べていくとJeff Tobiasは2000年代後半にはOf Montrealのメンバーとしてサックスを吹いており、2019年にはThee Repsのデビュー・アルバムでベーシストとしてもマルチに活動していました。

 

Jeff Tobias、Jason Robira、Jim McHughはジャズ・パンクバンドDark Meatのメンバーで、この3人が集まって2014年にSunwatchersを結成し、自主制作のカセット・アルバムをリリースします。2016年にPeter Kerlinが参加したことで、よりアグレッシブでメッセージ性の強いバンドになったようです。これまでに自主制作やセルフ・リリース、ライブ・アルバムなども含めて9タイトルもリリースしています。彼らの縦横無尽にジャンルの垣根をぶっ壊して掻き鳴らすサウンドに嵌ってしまい、アルバム2枚とEP盤1枚を購入したので紹介します。

 

Sunwatchers / Illegal Moves

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2019年2月にTrouble In Mindよりリリース。Pitchforkが取り上げるなど、彼らの知名度が一気に上がったとも言えるアルバムです。4人の英知を結集させて、クラウトロック、ジャズ、サイケデリックなどに様々な要素がコラージュされた傑作。

 

Sunwatchers / Oh Yeah?

2020年4月にTrouble In Mindよりリリース。冒頭の「Sunwatchers vs. Tooth Decay」からギターとサックスのバトルを中心に暴走しまくった曲が満載。ノイズやジャズをベースにマスロック的なサウンドで攻め込んできます。こちらも素晴らしいアルバムです。 

  

Sunwatchers / Brave Rats

2020年5月にAmish Recordsよりリリース。「Oh Yeah?」の続編と言える新曲4と Illegal Movesからのライブ音源、ミックスヴァージョンの2曲を纏めた12インチEP盤。

 

Sunwatchersはインストゥルメンタルのバンドです。その彼らが掲げているメッセージとは以下の文言になります。

Sunwatchers Stand In Solidarity With The Dispossessed, Impoverished and Embattled People of The World.

Sales and proceeds from this and all our other albums go to benefit prison-abolition and anti-carceral-state advocates and organizations.

”Illegal Moves”、”Oh Yeah?”のアルバムにもしっかりとクレジットされています。政治的内容にも踏み込んでいるので翻訳はしませんが、このようなメッセージを掲げながら、音楽とどう向き合っていくのか、今後も注目していくしかないです。

 

 

 

Sunwatchersを知る切っ掛けとなったJonathan KaneとJim McHughとのライブ音源は、この記事で取り上げています。


 Jeff Tobiasが参加しているThee Repsについて書いています。


Sunwatchersを色々と検索していくと、興味深い記事に出会いました。Jason Robiraの新たなるユニットDream Dadsについて書かれています。