Manuel Göttsching(9 September 1952 – 4 December 2022)が亡くなりました。サイケデリックロックの原点ともいうべき1971年のAsh Ra Tempelから、1976年にエレクトロニクス志向となったAshraに変名して活動します。Manuel Göttsching名義で1984年にリリースされた “E2-E4” が、その後のテクノやエレクトロ・ミュージックに偉大なる影響を及ぼしたのです。
1997年のAshraとSystem 7のジョイント・ライブに行く予定だったのに行けなかったことを、今更ながら悔しく思い出してしまった。結局、Manuel Göttschingを1回も観ることは無かったのです。2000年にはKlaus Schulzeと一緒にAsh Ra Tempelを復活させています。そのKlaus Schulzeも今年4月に亡くなっています。
2015年には、Ariel Pink、Oren Ambarchi、Shags Chamberlainを引き連れてAsh Ra Tempel Experienceとしてオーストラリアのメルボルンでライブを行っています。その音源は2017年にライブ盤としてリリースされています。これがManuel Göttschingとしての最後のアルバムでした。
これまでの素晴らしい音楽を有難うございました。