Amos & Crew / True Tears
怪しけなヤバいレコードを見つけましたよ!エーモス&クルーのトゥルーティアーズであります。なせか日本語表示です。このAmosは、元Henry CowのTim Hodgkinsonが結成したバンドThe Workのメンバーであった人です。その"The Workの1982年来日の時に、Amosが仲間を集めて東京で録音した音源です。当時はカセットのみでのリリースでしたが、今回レコードで初のリイシューとなったのであります。
チープでフリーキーに掻き鳴らされるポストパンクあるいはノーウェーブの世界。そこにラリッた感じのヴォーカルが絡み胡散臭さ満載です。アルバムジャケットの方も何これ?と言った感じであります。外国人からすると日本のイメージって未だにこんな感じなのでしょうか。それだけではありません。レコードラベルは日本のコロンビアとテイチクの演歌歌手のものがパクられています。もう訳が分らないです(笑)
今回、これをリイシューしたWar Extensionの商品番号は、WAR-EX-C1C2C3C4C5C6C7-T1T2T3T4T5T6T7T8T9T10T11T12-L1L2L3L4L5-S1S2S3S4S5-Co1Co2Co3Co4wEx£11で最後は価格表示でしょうか?まあ、ほぼ嫌がらせです。このWar Extensionは、これ以外にAmosの別名義Narky Brillansの80年代初期にカセットでリリースしていた音源もリイシューしています。今のところこの2枚のリリースですから、もしかするとAmos本人のレーベルなのかもしれませんね。
90年代以降Amos自身、主だった活動はしてないようですが、このアルバムのリマスターは本人が行なっているとのことです。Amos & Sara名義でのカセットリリースもあるので、今後このあたりのリイシューも期待したいです。