ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

Swans結成時のドラマーだったJonathan KaneによるGuitar Trioの世界とは

Swans結成時のドラマーだったJonathan Kane。Swans脱退後はセッション・ドラマーとして様々な活動を行なって来ました。その中でもミニマル実験音楽作家Rhys Chathamとの出会いが、彼の音楽に大きな影響を与えました。Rhys Chathamと言えばギター・トリオ、10…

Alan Lichtの2001年リリース「Plays Well」がリイシュー。 2000年代ベスト・アルバム級の傑作!

ニューヨークのアヴァンギャルド・ギタリストAlan Licht。 80年代後半にパンクバンドLove Childとしてデビューし、90年代中頃にアート・ロックバンドRun Onで活躍します。Run On在籍時よりソロ活動を行い、Loren Connorsのコラボレーターとして多くのアルバ…

2021年4月のディスカホリック

定年まであと2ヶ月。その後も継続して同じ職場で働くけどね。給料も下がるから、もっと精神的、体力的に楽な仕事をしたいと思っているけど、はたしてどうなるかな?仕事の関係でコロナワクチンの接種を5月に受けることになっている。有難いと思う一方で、コ…

アメリカ、コネチカット州のノイジーでサイケデリックなサウンドを奏でるHeadroom、その周辺も含めてユニークな活動を行っています!

David Shapiro(ギター、キーボード)、Rick Omonte(ベース)、Kryssi Battalene(ギター、ヴォーカル)、Stefan Christensen(ギター)、Ross Menze(ドラム)によるアメリカ、コネチカット州を拠点にノイジーでサイケデリックなサウンドを奏でるHeadroom…

The Telescopes「Songs Of Love And Revolution」古典的なタイトルですが、最高傑作です!!

1987年から活動を続けるイギリスのサイケデリック・バンドThe Telescopes。初期のころはあのCreation Recordsに所属していたこともありました。1992年のセカンド・アルバムのあとに、一旦活動を休止してしまう。その後、2000年代初めに復活した時には、Steph…

Clan Caimanの桃源郷への旅立ちにベストな音楽とは

アルゼンチンのマルチ・インストゥルメンタリストEmilio Haroが「架空の部族の奏でる音楽を空想する」というコンセプトの元で結成された 5 人編成のバンドClan Caiman。彼らの注目の2作目となる新作「Asoma」がリリースされました。今回もデビュー作同様に…

2021年3月のディスカホリック

” 海外からのアーティストを迎えての開催は断念し、国内アーティストのみによる開催となります” 何となく予想していたけどね。洋楽オンリーの私だけに悩む。大声を出さずに、密にならずに、フェスを楽しめるかとも思う。エッセンシャルワーカーとして働く身…

アンビエント、ミニマル、テクノ、ノイズなど様々な要素を組み合わせたClub Sound Witchesのユニークな世界!

オーストラリアでアンダーグランドに活動するMatt Earle & Nicola Mortonの男女デュオClub Sound Witches。アンビエント、ミニマル、テクノ、ノイズなど様々な要素を組み合わせて、これまでにないユニークな世界を築き上げています。彼らに魅了させられて、…

The Flowers Of Hellの“Outlanders”、これまでの15年の活動を振り返ると同時に今後の方向性も伺える1枚!

カナダのトロントを拠点に活動しているGreg Jarvis率いるThe Flowers Of Hell。The Velvet UndergroundやSpacemen 3の影響を受けつつも自分達のオリジナリティーを追求してきたバンドです。2006年のデビュー時は6人編成であったが、ホーンやストリングスなど…

ベルギーのシンガーソングライターAntoine Loyerとフランスのサイケ・トリオBegayerの新作!

アヴァン・フォークを聴かせるベルギーのシンガーソングライターAntoine Loyerとブルース、フォーク、民族音楽を組み合わせてサイケデリックに奏でるフランスの3人組Begayerの新作。それぞれの曲を集めたスプリット・アルバムでありコラボレーション・アルバ…

2021年2月のディスカホリック

邦楽については、徐々にではあるがライブが行われる様になってきた。洋楽となるとまだまだ厳しい現状である。何とかならないのかと思う。関東に住んでいた時は7月のフジロック、8月のサマーソニックというのが定番であった私です。今、北海道の田舎に住んで…

祝、Reynols復活!!

アルゼンチンの実験的カルトバンドReynolsが2004年に活動中止してから、復活していたことを知りました。ヴォーカルのMiguel Tomasinが音楽シーンに戻って来たことを嬉しく思う。昨年2枚のアルバムをリリース。少量生産でありますが、2枚とも何とか購入するこ…

オーストリア・ウィーンのデュオSky Burrow Tales、フリー・フォーク・ムーブメントの雰囲気を彷彿させる世界!

オーストリア・ウィーンを拠点としている Ulrich RoisとSwantje Musaによる夫婦デュオSky Burrow Tales。Ulrich RoisはFeathered Coyote Recordsのレーベル・オーナーでもあり、自身のプロジェクト・バンドBird Peopleとしても活動しています。彼を支えてき…

ウクライナのシンガー・ソングライターSvitlana Nianio(Світлана Охріменко)、彼女の不思議な世界に魅了されています

ウクライナを拠点に活動しているシンガーソングライターSvitlana Nianio。90年代初期にチェンバー・サイケ・フォークバンドCukor Bila Smertで活動していました。Cukor Bila Smert解散後は、1996年にOleksandr Yurchenckoとのコラボレーション作品「Знаєш Як…

2021年1月のディスカホリック

2020年1月のディスカホリックは13タイトルの購入実績でした。 今月もBandcampでの購入が多いです。音楽配信サービスが音楽の聴き方の主流となっている中で、フィジカルメディアに拘るリスナーはまだまだ多くいることをBandcampの躍進が証明したと思う。2008…

Joan Of Arc のファイナル・アルバム、解散ではなく廃業!

1996年の結成時より、シカゴのアヴァン、ポストロックをリードしてきたJoan of Arc。彼らのファイナル・アルバムが昨年12月にリリースされました。中心メンバーのTim Kinsellaは9月の段階で2017年よりこのアルバムを作り始めていたことをメッセージとして公…

今月のSunburned Hand Of The Man

昨年9月から毎月何かしら購入しているSunburned Hand of the Manです。12月後半にBandcamapで注文した2枚のCDRが1月1日に届いてしまった。メンバーのJohn Moloneyからは、こんなメッセージも頂きました「Thanks again Hiroshi! We really appreciate your su…

Magik Markers「2020」、7年の充電期間を経て新たなる出発点に立つことが出来た素晴らしいアルバム!

このブログの2020年アルバム・ベスト10のNo.9に選んでいたMagik Markers「2020」。個別に取り上げていなかったので、色々と書いてみたいと思う。2001年にコネチカット州ハートフォードでElisa Ambrogio(ヴォーカル、ギター)、Leah Quimby(ベース)、Pete …

2020年アルバム・ベスト10

毎年恒例のアルバム・ベスト10です。2020年にリリースされた新作の中から、選んでいます。こんな事をミクシー時代から15年以上もやっています。音楽業界、コロナの影響で厳しい状況でありました。その中でも素晴らしい音楽に出会えたことに、改めて感謝です…

2020年12月のディスカホリック

2020年12月のディスカホリックは14タイトルの購入実績でした。年間では150タイトルで、ここ数年では少し多いです。CDが69(CDRも含めて)、カセットが36、レコードが45という結果でした。カセットの36とは、自分でもちょっと驚き!カセットの場合、オンリー…

Alison CottonとMark NicholasのデュオThe Left Outsidesのメランコリックながらも温もりを感じるアシッドフォークの世界とは

ロンドンを拠点とするAlison CottonとMark Nicholasの夫婦デュオThe Left Outsides。2人は2000年代中頃にThe Eighteenth Day Of Mayのメンバーでした。The Eighteenth Day Of Mayが解散した後、2007年にThe Left Outsidesとして活動します。今回、The Left …

Sunburned Hand Of The Man三昧

ボストンを拠点にして1997年からJohn Moloneyを中心に様々なメンバーが流動的に集まってライブ活動を行なっているバンドSunburned Hand Of The Man。彼らのアルバムを9月1作、10月3作、11月3作、12月2作と、毎月買い続けて9タイトル。これは纏めて取り上げる…

2020年11月のディスカホリック

11月のディスカホリックは15タイトルの購入実績でした。仕事柄、不要不急の外出自粛令が出ていることもあって、最近購入量が少し増えています。その分、これと思えるアルバムに多く出会えている気がします。2020年間ベスト10は悩みそうです。あと、今月はブ…

弧高のギタリストからマルチ・インストゥルメンタル奏者への変化を目指したSteven R. Smithの新なるユニットUlaan Janthina

ロサンゼルスを拠点に活動している孤高のギタリストSteven R. Smithの新なるユニットUlaan Janthina。彼は本人名義の他、様々な変名ユニットで活動を行っています。Hala Strana、Ulaan Khol、 Ulaan Markhor、Ulaan Passerine、これらのユニットで、東欧の民…

Suzanne Langilleのヴォーカルに絡むNeel Murgaiのパーカッション、喉歌ヴォイスがスピリチュアルに鳴り響くエクスペリメンタル・ブルース!

NYの孤高ギタリストLoren Connorsのパートナーとして知られる女性ヴォーカリストSuzanne Langille。80年代後半よりLoren Connorsと共に活動を行っています。一方、Neel Murgaiはラーガ音楽に影響を受けてBrooklyn Raga Massiveという音楽集団を結成してマル…

Leonore Boulangerのおもちゃ箱をひっくり返したような不思議な世界

舞台音楽、実験音楽、ペルシャ音楽などを学んでいたフランスの女性シンガーLeonore Boulanger。彼女の2019年にフランスの先鋭的なサウンドを奏でるレーベルLe Sauleからリリースされた4作目「Practice Chanter」をピックアップします。 Leonore Boulanger / …

2020年10月のディスカホリック

フィジカルメディアに拘って音楽はスピーカーから聴けよ!と言っている私は、完全に時代遅れなのでしょう(笑)。ただ、近年のレコードやカセットの復活のように、手間暇掛けて音楽を聴く方々も多くいますから、一回りしたら元に戻るかも知れませんね。ただ…

Arnold Dreyblattの90年代未発表アーカイヴ音源集「Star Trap」、チンドン屋みたいな雰囲気のサウンドが最高にかっこいい!!

「70年代のニューヨークのダウンタウンから現れた最もロックンロールな作曲家」と称されていたArnold Dreyblatt。Pauline Oliveros、La Monte Young、Alvin Lucierといった巨匠の下で音楽を学んで、エクスペリメンタルでアヴァンギャルドな音楽を展開。1984年…

カセットテープ専門レーベル「Cassauna」より、GRMのメンバーでもあるAlexandre Bazin の作品がリリース!

Alexandre BazinはGRMのメンバーであり、2008年頃より音楽活動を行っています。このGRMというのはGroupe De Recherches Musicalesの略称で1958年にPierre Schaefferにより創設されたフランスの電子音楽に関わる音楽研究グループです。Luc Ferrari、Iannis Xe…

2020年9月のディスカホリック

今月Family Fodderの記事を書いた後に、中心メンバーのAlig FodderからFacebookの友人リクエストを頂きました。英語力がないので翻訳ソフトでの英文ですが、メッセンジャーにてサンクス・メールを送った。返信が戻ってきた時に、私がGongファンであること確…