2023-01-01から1年間の記事一覧
今年最後の更新です。毎度の拙い文章に付き合ってくれる皆さんに感謝です。本年も大変お世話になりました、良いお年をお迎え下さい。私の方は、年末年始も仕事です。老体に鞭打って頑張りますね。いつもように月末近くのディスカホリック(購入履歴)です。1…
1969年にDaevid AllenとGilli Smythにより結成され、数多のメンバー変遷を経ながら現在も活動しているGong。ところが、2015年にDaevid Allenが癌で死去。彼の遺志を引き継いて残されたメンバーがGongを存続させます。彼らは精力的にライブ活動を行い、日本で…
このブログでは毎度お馴染みのSteven R. Smith。カリフォルニアのインディーズ・ポップ職人と言われるようになったGlenn Donaldson。Dire Wolves、Angel Archerのメンバーとして活動を行いながらソロ・ユニットOld Million Eyeとしても活躍しているBrian Luc…
今年のフジロックで素晴らしいライブを披露してくれたSlowdive。来年3月11日に東京の豊洲PITにてライブが行われます。これまでに、フジロックで3回、2017年の単独公演も観ているだけに、もう行くしかないですね。オフィシャル先行でチケットを確保しました。…
ベルギーのアヴァン・ギャルドなフォークを奏でる鬼才Antoine Loyerの今年6月にリリースされた5作目となる新作 “Talamanca” を紹介します。2021年の前作 ”Sauce chien et la guitare au poireau” と同じくブリュッセルの合唱隊Megalodons Maladesとの共作で…
ギタリストChe ChenとパーカッショニストRick Brownによるデュオユニット75 Dollar Bill。ブルックリンで2012年に結成して地道にライブ活動を行い徐々に注目を浴びるようになります。2019年リリースのアルバム “I Was Real” が、英国の音楽誌The Wireの年間…
エクスペリメンタル・フォークからアヴァンギャルドなポップ・ミュージック、そしてノイズからエレクトロニクスまで多彩なジャンルを奏でてきたスコットランド・グラスゴーの奇才Richard Youngs。これまでも数多くのアルバムをリリースしており、無尽蔵なア…
2023年10月のディスカホリックはレコード6、CD3(1枚は頂きもの)、カセット1の10作品の購入実績でした。今回、シアトルのレーベルEiderdown RecordsよりNatalia Beylis & Eimear ReidyのCDを頂きました。Eiderdown Recordsに7月発売の43 Odesのレコードを注…
The Album Leafの渋谷WWW Xでのライブに行ってきました。今回はJimmy LaValleのキーボード以外に、RaaysことAaron RaaysのドラムとWalter Trappのトランペットが、サポートメンバーとして参加しています。Raaysはポストニューエイジ・アンビエント系マルチ奏…
エクスペリメンタルでアヴァンギャルドな音楽を追求しているニューヨーク出身の作曲家Arnold Dreyblatt。Pauline Oliveros、La Monte Young、Alvin Lucierといった巨匠の下で音楽を学んでおり、1984年よりベルリンを拠点に活動しています。待望の新作がリリ…
Nein Rodereはベルリンを拠点に活動しているDavid Roederの音楽ソロ・プロジェクトです。画家や精神保健福祉士でもあるという経歴から、様々な芸術を熟考、制作、促進することによって、日常の経験をより深い心理的構造と結びつける取り組みも行っている。ベ…
月末のディスカホリックでは、購入履歴以外に色々と書いていたが、今月は何も書くことが出来ませんでした。ネタは色々とあったけど、考えが纏まらずにタイムアウトです。なので購入履歴だけとなります。 2023年9月のディスカホリックは、レコード7、カセッ…
2000年代初期よりサイケ・フリーフォークを奏でてきたアメリカ・バーモントのMatt ValentineとErika ElderによるMV & EE。彼らの場合、CDRやカセットでの自主制作によるリリースが多いことでも知られている。Matt Valentineはソロでアルバム制作も行いながら…
LandingはAaron SnowとAdrienne Snowによる夫婦デュオMay Landingとして音楽活動を行う。90年代後半に友人であったDaron Gardner、Dick Baldwinをメンバーに入れてLandingとバンド名を変えたのか始まりでした。アメリカ・コネチカット州を拠点にアンビエント…
前回の記事で、朝霧Jamに出演が決まっているThe Album Leafの10月20日渋谷WWW Xでの公演に行くことを書いた。ポストロックバンドTristezaのメンバーでもあったJimmy LaValleのソロ・プロジェクトとして90年代後半に活動し始めたThe Album Leaf。これまでフジ…
8月は毎年フジロス状態に陥る。ちょっと大袈裟かもしれないが、2月にチケットや宿を確保してからは、それを楽しみに生きてきた部分もある。北海道の田舎町に住んでいると、そう簡単にライブを観に行くことが出来ないことも大きい。何とか次の楽しみというこ…
これまでスウェーデンのアンダーグランド・ミュージックシーンについて色々と書いてきました。今回は2022年よりカセット音源をセルフ・リリースし続けていたJärnakollektivetを取り上げます。音源の公開やバイオグラフィーなどの情報が無かったため、まさに…
フジロック最終日の観戦報告です。すでに今回の入場者数114,000人と発表されているが、特に多いと言った数字ではない。コロナ前と比べるとステージが3か所も減っている。そのせいなのか、メインのグリーン、ホワイト、レッド、フィールドの何れもが、それな…
仕事柄、マスク、手袋、コーグルは、必須アイテムで、昨年のフジロックの時、すべて装着して参加していた。今年も一応用意はしていたが、使用することは無かった。Facebook、X(Twitter)のカヴァー写真もフジロックの看板をバックしてマスクやゴーグルをし…
前日27日の朝9時に家を出て、午後4時に越後湯沢に到着。まずは宿にチェックインしてから駅中の越後十日町 小嶋屋のへぎそば野菜天ぷらセットを食べる。久しぶりに食べたけど、美味しかったです。シャトルバス乗り場の混雑具合を確認して、前夜祭に参加するこ…
明日、フジロックに向けて出発します。北海道の田舎町なので朝9時に家を出ても越後湯沢に着くのは午後4時ぐらいです。在来線と北海道新幹線、上越新幹線を使用します。函館から飛行機を利用した方が少し安いと思うが、時間的には殆ど変わらない。都内に入ら…
いよいよ、来週に迫ったフジロック。毎年のように私的タイムテーブルを考えるけど、殆どその通りに行動したことは無いですね(笑) その日の天候や自分の体力で、その都度、変ってきます。今年は無理せずに、のんびりと観戦すると決めていますしね。特に準備…
モロッコの伝統楽器ゲンブリを演奏するベーシストとして存在感を示すマルチ奏者Joshua Abrams。90年代後半にシカゴを拠点としたポスト・ロックバンドTown And Countryでの活動を行いつつ、ソロ活動やSam Prekop、Rob Mazurek、David Grubbsらの作品に参加し…
Thomas Weber率いるドイツのエクスペリメンタル・バンドKammerflimmer Kollektief。90年代後半に結成され、サイケデリック、フリー・ジャズ、ノイズといった要素を絡めたポスト・ロックを奏でてきました。結成時は6人編成で、流動的なメンバー構成であった。…
2002年から行き始めたフジロック。2020年は中止、2021年は断念したけど、今年も行きますよ!今回で20回目です。2002年の時、メディアのインタビューを受けて “40過ぎのオヤジがフジロックなんて、場違いで申し訳ありません” 的なことを言っていたことを思い…
スウェーデンのアンダーグランド・シーンをこのブログで色々と取り上げてきた。今回はヨーテボリを拠点としたDan Johansson率いる音楽ユニットEnhet För Fri Musikを取り上げます。80年代からインダストリアル、ノイズ、パンク、フォークなど様々なバンドに…
Oren Ambarchi主宰の前衛音楽を中心としたレーベルBlack Truffleの100タイトル記念としてTony Conrad、Arnold Dreyblatt、Jim O'Rourkeの3人による2001年のアーカイブ音源 “Tonic 19-01-2001” がリリースされました。 本日は、このアルバムを取り上げます。…
1994年にRandall NiemanとRyan Andersonの2人が中心となって活動を始めたFüxa。90年代のDarla Recordsが、Bliss Outシリーズとしてエレクトロニックスを駆使したスペースロックを多く取り上げており、密かなSi-Fiブームを起こしていた。Füxaもその一角を担う…
このところPCの調子が悪くてネットに繋がりにくく、すぐに固まったりしていた。それでも何とか騙し騙し使っていた。前回2016年の時は完全にPCが起動しなくなってから慌てて購入したこともあったので、今回は早めに替えかえた。機種はこれまでと同様に富士通…
The Steve Hillage BandとGongによる夢のジョイント・ライブに行ってきました。The Steve Hillage Bandといっても現在は、Steve HillageとパートナーであるMiquette Giraudyの2人とGongのメンバー5人が参加した編成となっています。Steve HillageとMiquette …