ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

フジロック2023、出演者第1弾発表!!

フジロック2023、出演者第1弾が発表になりました。Yo La TengoSlowdiveはもの凄く嬉しい。予想していたThe Strokesの他、Foo FightersWeezerなど、ギターロックの復活です。フジらしさで言うとJatayuですね。インドのジャズ、ファンク、ロックを絡めたバンドとのこと。これは観たいですね。この数年はグリーン・ステージのヘッドライナーを観たことは無かったが、今年は観ることが出来るかな?いや、ホワイト・ステージなど色々と被りそうですね。何を観るか悩みそうだな。なお、早割チケットは落選しましたが、宿の方はいつもの様に越後湯沢駅前で確保しました。

 

 

 

The Steve Hillage Band & Gong 来日

勝手にGong Familyと名乗っている私だけに、これはもう行くしかないですね。The Steve Hillage BandといってもバックのメンバーはGongです。チケットの販売はこれからですが、飛行機と宿を確保しました。2020年8月に、このメンバーでライブの予定が有りましたが、コロナの影響で中止となっています。リベンジということですね。川崎クラブチッタに行くのは、2006年のPFM (Premiata Forneria Marconi)以来のことです。もの凄く楽しみ!

 

 

 

 

 

2023年1月のディスカホリック(スウェーデンのアンダーグランドシーンで活躍しているBlodとAstrid Øster Mortensenのレコード2枚だけの購入でした)

2023年1月のディスカホリックはレコード2枚の購入実績でした。これ以外は年末年始でBandcamp 2社にカセット4本とイギリスのCDショップにレコード1枚を注文しています。出荷確認は出来ていますが、まだ商品は届いていません。海外の運送事情が、国によっては悪くなっているのかな?履歴を追える運送便では無いです。これまでも利用したことがある購入先なので、もう少し待ってから問い合せしてみますね。

 

購入した2枚のレコードは、何れもスウェーデンのアンダーグランドシーンで活躍しているアーティストです。去年、この界隈を色々と取り上げてきましたが、今年も嵌まりかけています。輸送コストを考えると、国内のレコード店に頑張って仕入れて欲しいと思っていますが。

 

Blod / Missväxt(Vinyl) 購入先Aguirre Records 購入価格€33.69 EUR(5,081円)

BlodはGustaf Dickssonのソロプロジェクトで昨年リリースのアルバム  “Pilgrimss​å​nger” を2022年アルバム・ベスト10にも入れました。彼の入手困難となっていたGrapefruit Recordsより2021年リリースにされた “Missväxt” をベルギーのAguirre Recordsで購入。インスト曲とヴォーカル曲を組み合わせながら、北欧の伝統的なフォークミュージックを独自の視点で捉えてサイケデリック感を融合させた世界。Blodのアルバムを色々と聴いて来ましたが、アルバム毎に斬新な展開を示す音楽性に脱帽です。


 

Astrid Øster Mortensen / Gro Mig En Blomst(Vinyl) 購入先Aguirre Records 購入価格€40.69 EUR(6,136円)

Blodのアルバム “Missväxt” にヴォーカルとフルートで参加していたAstrid Øster Mortensenの2021年リリースの初ソロアルバムです。2021年にスエーデンDiscreet MusicのサブレーベルFörlag För Fri Musikよりリリース。すぐに完売したが、昨年Grapefruit Recordsがリイシューしました。Aguirre Recordsでも扱っていたのでBlod “Missväxt” と一緒に購入。ギターやオルガン、そして電子音、さらに鳥のさえずり、雨音などのフィールドレコーディングを繋ぎ合わせたサウンドをベースに彼女のヴォーカルがさり気なく絡むフォーキな世界。ゆったりとその場の雰囲気が伝わって来る1枚です。

 

 

 

なお、間もなくリリースされるBlodの最新作 “När Din Väg Känns Lång” にもAstrid Øster Mortensenは、ヴォーカルとフルートで参加しています。先行音源として1曲YouTubeにアップされていました。こちらも楽しみです。

 

 

 

昨年Blod以外にもスウェーデン・アンダークランド・シーンを色々と取り上げていました。


 

ブラジルのサイケデリックバンドOruãのクラウトロック、アシッドジャズ、インディーズ・ギターロックなど様々な要素を纏めた世界!

ブラジルのサイケデリックバンドOruãは2016年末にリオデジャネイロダウンタウンで結成します。Oruãの中心メンバーであるLê AlmeidaとJoão Casaesは、Doug Martsch率いるUSインディー・ギターバンドBuilt To Spillのメンバーでもあり、昨年リリースされた名盤 “When The Wind Forgets Your Name” にも深く関わっていました。今はOruãの活動に専念していますが、Built To Spillの活動と並行しつつOruãとしてのアルバム制作も行っていました。本日はOruãの3作目で、昨年9月にドイツのカセット専門レーベルCassettendienstよりリリースされた “Íngreme” を紹介します。

 

Oruã / Íngreme

Lê Almeida(ギター、ヴォーカル)、João Casaes(キーボード)、Bigú Medine(ベース)、Karin Santa Rosa(ドラム)のラインナップで、初期のメンバーであったDaniel Duarteがマスタリングとドラムで参加しています。音源の方はフィジカルより先にデジタル配信を2021年10月より行っており、当初はツインドラム編成で活動を行っていた。ただ、昨年後半のライブツアーからは4人編成となっている。Lê AlmeidaとJoão Casaes以外は、これまでも流動的でしたからね。

 

クラウトロック、アシッドジャズ、インディーズ・ギターロックなど様々な要素を醸し出しながらOruãとしてのサイケデリック感を構築。ローファイでぐぐもった雰囲気のサウンドに、Lê Almeidaのどことなく中性的なヴォーカルが、アルバム全体を巧く纏め上げています。歌詞の方は、過去の人種差別的なブラジルにおける奴隷制に対するメッセージなどもさり気なく取り込んでいるようです。面白いのは4曲目 “Eucalypsus” や8曲目 ”Cavalo Branco“ が、もろにBuilt To Spillの影響を受けた感じで思わず苦笑いしてしまった。レコードやCDよりもカセットでのフォーマットが、このアルバムに似合っている気がする。

 

Oruãはブラジル本国のみならず、これまでもアメリカ、ヨーロッパでも積極的にライブツアーを行って来ました。このアルバムでさらに飛躍することは間違いない。日本にも来て欲しいです。フジロックで呼んでくれないかなあと思っています。参加メンバーは違うけど、2019年3月のライブ映像をアップして置きます。

 

2022年アルバム・ベスト10にも入れたBuilt To Spill “When The Wind Forgets Your Name” について書いています。このアルバムでOruãのことを知ったのでした。


 

自分の音楽遍歴について書いてみました。

以前から言っていた自分の音楽遍歴です。いざ、書いてみると、あのバンドを書き忘れたとか、色々と出てきました。それらは、また別の機会にでも書きますね。やはり、The Stone Rosesと出会いが大きかったことを改めて実感してしまった。

 

私の音楽人生で最初に買ったレコードが、井上陽水 ”ライブもとり道” であった。そこから音楽に目覚めて、ラジオCMでアリスの谷村新司が “モーリスもてばスーパースターも夢じゃない” の合言葉でフォークギターを手にする。Fコードを押さえるのに必死で練習していた。下手くそながらも、同級生3人でフォーク擬きのバンド・シュプレヒコールをやっていた。バンド名だけは、イケてると思っていたけどね。

 

そんなフォーク少年だった私に、友人が今アメリカで流行っているらしいぜ!と言って聴かせてくれたのが、Boston ”幻想飛行” とEaglesHotel California” でした。この2枚のアルバムを聴いて天と地がひっくり返るほどの衝撃を受けたことは今で忘れません。ロックに目覚めた私は、買ったフォークギターを売ってロックのレコードを買い始めたのでありました。元々楽器に対する才能がないのは分っていた。その時に世界一のロック・リスナーになろうと思った(笑) 音楽評論家である渋谷陽一に憧れたのも確かですが。

 

すぐに、Led ZeppelinPink Floydといった70年代王道ロックを聴いていたが、人と違うものを聴きたいという意識は常にあった。そんな中で嵌まったのが、カナダのプログレハードRush ”神々の戦い(Hemispheres)” であり、ヘビィーメタルの語源ルーツとなったBlue Öyster Cult ”暗黒の狂宴 BOCライブ(Some Enchanted Evening)” であった。人があまり知らないバンドを聴くことに優越感を感じていたかな? 今と殆ど変わらないですね。当時、まだGongには嵌まっていなかった。名前は知っていた程度でした。

 

高校を卒業してビジネス専門学校のマスコミ学科というところに進学する。特にマスコミ系に就職したいと思っていた訳でもなく、何となく面白そうだったというのが動機であった。その授業でレコード会社の営業所長による音楽ビジネス特別講義があった。講義の内容は忘れてしまったが、その方に頼んでレコード会社でアルバイトをさせて貰うことになった。授業の終ったあとに、レコード店に担当営業の方と一緒に回り、ポスター貼りや在庫の確認などのお手伝いを3ヶ月ほど行った。ここに就職したいと思ったけど、松田聖子などの新人が在籍していた人気のレコード会社でハードルが高くて無理だと言われた。一緒にレコード店を回った営業担当が東大卒と聞いて、すぐに諦めることが出来た(笑)

 

専門学校卒業後はタブロイド紙を発行する会社で広告営業として就職する。しかし、すぐに倒産してしまい、アルバイトを転々としながら生活していた。偶々、偶然にレコード会社の所長さんと出会う。自分の状況を話しすると、通信機器のメーカーでレコード事業も行っている会社があって、そこなら紹介出来るが、あとはお前次第と言われた。すぐに履歴書を渡して何とか面接までいった。〇〇さんから話を聞いていますと言われ、レコード業界は厳しい状況で、場合によっては部署替えもあることの説明を受けて、正社員として就職した。

 

営業をやりつつ雑用も行うハードな仕事でした。昼間はレコード店を回って新譜の売り込み。夕方からはラジオ番組への電話リクエストやテレビ番組への出演リクエスト葉書をアルバイトに指示。そして、夜は有線放送を回って新譜紹介。その後、歓楽街のスナックを訪問して有線リクエストをお願いする毎日。もっと派手に宣伝しないと、一体誰が聴くんだよ!といつも文句ばかり言っていたかな?もうヤクザな仕事で身も心もボロボロでした。それでヒット曲が生まれれば、まだ良かったのですが。

 

毎日音楽が流れている中で、その時に音楽が一気に嫌いになりましたね。丁度、レコードからCDへの変換時期でもあって、激動の時代でもありました。その対応に乗りきれなかったところは、淘汰されていった。自分のところもレコード事業から撤退させられたのであります。在庫処分や残務整理を半年以上行ない、併せて自分の持っていたレコードもすべて売ってしまったのです。もの凄く清々しかったのを覚えています。もう何も聴く物が無くなってしまったと仲良くなったレコード店の店員さんに言うとPat Metheny GroupとThe Durutti Columnを紹介してくれた。私の知らない世界で、これには本当に救われた感じがした。

 

その後、音楽に興味を持つことなく過ごしていました。自分にとって80年代は暗黒の時代でもあった。そんな私を再びディスカホリックにさせてしまったのが、1989年にデビューしたThe Stone Rosesであります。何の気なしに手にしたロッキングオン増井修編集長が一押ししていた。試しに聴いて嵌まってしまった。彼らの曲で好きなのは、アルバムには収録されなかったシングル曲「What the World is Waiting For」です。世界が待ち望んでいるもの、それに早く気付けよ!と歌っています。これからは俺達の時代であることを高々と宣戦布告しています。カッコイイ! これ以降、再び音楽に眼覚め、CDを買い漁ることとなる。

 

1990年から仕事の関係で新潟に住んでいた。そこで出会ったレコード店ディスクガレージが、自分にとって大きな影響を与えてくれました。名盤 “Loveless” がリリースされる前にMy Bloody Valentineの存在を知ることが出来たり、デビューしたばかりのStereolabを教えて貰ったりした。ノイズ・インダストリアルバンドNurse With Woundの存在を知ったのものStereolabとのコラボレーションが切っ掛けで、ここで知ることが出来た。オーナーの丸山さんからは創刊したばかりの音楽雑誌 “REMIX” も紹介してくれた。“REMIX” の記事でSteve HillageのテクノユニットSystem 7の特集があって、そこからGongへと繫がっていったのでした。GongおよびDaevid Allenは、このブログで多く取り上げているけど、嵌まる切っ掛けを作ったのはSteve HillageのSystem 7だったのですよ。Gongのアルバムを最初に買ったのは  “Live On TV 1990” のライブ盤でした。

 

新潟には4年しか住んでいなかったのでディスクガレージとは、そんなに深い付き合いは出来なかったが、様々な音楽を教えて貰ったと思う。なお、2010年に丸山さんが急逝されたことで、ディスクガレージは閉店したようです。

 

1994年に埼玉に戻ってからは、さらに爆買いが進むようになった。毎週末は西新宿のRough Trade 、吉祥寺のWarszawaに行くことがルーティンとなっていた。90年代後半には年間CD購入枚数が400枚を越えることもあった。1日1枚どころの話じゃないですね。今のようにYouTubeやサブスクなどの配信が無く、CDを購入しなきゃ音楽を聴くことが出来なかった時代ですから。購入しても聴かずに、段ボール箱に詰めて物置に放置しているのも数多くあります。どうにかしなくてはと思っていますが、どうにもなっていませんね。

 

この頃からライブにも頻繁に出掛けるようになった。SpiritualizedMogwaiTortoiseなどは初来日ライブを観ている。この時代は、オルタネイティブ、シューゲイザー、ポストロック、ノイズなど、Rough Trade 、Warszawaが扱っているものを中心に様々な音楽を聴いていたと思う。意外なところでは、ディスクユニオンが発行していたプログレ専門誌アークエンジェル読者でもあったので、イタリアのプログレバンドBanco Del Mutuo SoccorsoやドイツのサイケバンドGuru Guruも聴いていて、ライブも観ていました。

 

2000年代は、やはりフジロックですね。その年を象徴しているアーティストやバンドが出演していると思う。フジロックに出演するということだけで、ジャンルに関係なくCDやレコードを色々と集めていたこともあった。私は2002年より参加しており、2020年はコロナ渦で中止、2021年は国内のみのバンド、アーティスト参加だったので断念しましたが、それ以外は毎年参加して来ました。今年も正式日程が先日発表されました。もちろん、行きます。出演者発表が待ち遠しいです!

 

この10年ほどは、新作に拘る傾向がより強くなっている感じがする。ベテラン、新人に関係なく、今のこの時代に何をどう鳴らしてくれるかに興味を持っている。ルーツを辿ることで聴くことはあると思うが、今更、ノスタルジックで過去に戻ることはない。還暦過ぎたくそ爺が、どこまで新たなる音楽に興味を持ち続けていられるか、自分自身でも楽しみな部分でもあります。

 

 

2022年アルバム・ベスト10

年明け最初の投稿は2022年アルバム・ベスト10です。毎度の拙い文章ですが、毎回読んで頂いている皆さんに感謝です。今年もよろしくお願いします。

 

2022年アルバム・ベスト10は、22年にリリースされた新作を基本に、リイシューやアーカイブは対象外としています。以前から書いているように、22年は90年代から活動しているベテラン勢が多かったです。個人的にはギターロックバンドの復活かな?とも思う。ベスト10のアルバムは個別にも取り上げていますので、そちらも確認して頂けると有難いです。2023年もどんな音楽と出会えるか、今から楽しみですね。

 

No.1  Ulaan Passerine / Sun Spar

Steven R. Smithの変名プロジェクトUlaan Passerine。90年代から彼をフォローしてきた私にとっては、2022年はこのアルバムしかないです。Mirza、Thujaというバンドを経てソロ活動を始めてた時から、1人で様々な楽器を熟すマルチプレイヤーだった。故に他者を受け入れられなかった。そんなSteven R. Smithに手を差し伸べたのが、元のバンドメンバーGlenn DonaldsonやBrian Lucasであった。もはや、孤高のギタリストじゃないですね。

 

 

No.2  Blod / Pilgrimss​å​nger

2020年はスウェーデンアンダーグラウンド シーンにどっぷりと嵌まった。このブログでもAlex Zethson、Treasury Of Puppie、Goose、Blodなど様々なバンドやミュージシャンを取り上げてきた。その中でもアルバム5枚も購入してしまったGustaf Dickssonのソロ・プロジェクトBlodです。本作はスウェーデンキリスト教文化から影響を受けた賛美歌的な雰囲気が、心に染みいります。

 

 

No.3  Spiritualized / Everything Was Beautiful

名盤 “Ladies And Gentlemen We Are Floating In Space” との類似点を含ませながらも、それとの比較対象ではなく、何か別な次元でのベクトル勝負に臨んでいる気がする。新たなる展開はありません。これまで築き上げてきたことを一度解体しながら、一つ一つの音を積み重ね再構築することで、これこそSpiritualizedというべきサウンドを作り上げています。集大成を表した傑作アルバムだと思う!


 

No.4  Built To Spill / When The Wind Forgets Your Name

Doug Martschのギターワーク炸裂や哀愁を帯びたヴォーカルもしっかりと堪能出来る内容で、自分達が影響を受けたバンドへのオマージュを寄せた曲なども収録。全方向からBuilt To Spillを見直してみた1枚。アルバム制作に関わったブラジルのサイケバンドOruãのLê AlmeidaとJoão Casaesが良い仕事をしてくれたと思う。


 

No.5  Elf Power / Artificial Countrysides

Elf Powerの持っているサイケなフォーク・ロックの魅力を小気味よくストレートに掻き鳴らしている。様々なゲストが参加して、ああでもないこうでもないと言って行うよりも、少数精鋭のラインナップでAndrew Riegerの好きなようにやって、バックのメンバーがそれを支える構図が一番だと思った。Elephant 6時代を越えた傑作です!

 

 

No.6  The Garbage & the Flowers / Cinnamon Sea

全5曲収録でミニ・アルバム的な感じです。Helen JohnstoneとYuri Frusinのヴォーカルを中心に何本ものギターがシンプルで有りながらもバランスよく鳴り響いて、インディーズ・ギターバンドといった様相を示している。30年以上に渡る2人の関係性を物語っている曲など、様々な思いが伝わってくる1枚。


 

No.7  Loop / Sonancy

Loop、32年振りの新作。これまでの土着的なドロドロしたサイケ感を少なくして、すっきりとデジタル的に施された音の感触は、ストイックで整然としていながらも暴力的に鳴り響く。プレ・シューゲイザー的存在であったLoopが真っ向からシューゲイザーと向き合っています。長年待たされた甲斐のある傑作です。

 

 

No.8  Horse Lords / Comradely Objects

ミニマルとポリリズムを駆使し、フリージャズ、ポストロック、クラウトロックの要素を絡めながら、独自の世界観をインストゥルメンタルサウンドで表しています。高い演奏力とアイディアが詰まった新たなる時代の1枚ともいえる傑作です。


 

No.9  Borja Flames / Nuevo Medievo

スペイン出身でフランスを拠点に活動しているBorja Flames。ダンサブルでグルーヴ感を意識した変則的なリズムをベースにしてエレクトロニクスをスペーシィーに散りばめたサウンド。そこにヴォーカルやコーラスが美しく絡んでいます。エンターテインメント性も備えたエクスペリメンタルでアヴァン・ポップな世界。素晴らしいアルバムです。


 

No.10  Modern Nature / Island Of Noise

ロンドンを拠点とするJack Cooper率いるオルタナティブバンドModern Nature。ゲストに迎えたEvan ParkerやJohn Edwardsといったイギリスのフリーミュージックの巨匠たちが彩る自由で広大な空間に、Jack Cooperの本来持っているアヴァン・フォーキーな雰囲気を巧く組み合わせたジャジーでクラシカルなポストロックな世界。Jack Cooperの新たなる魅力と可能性を感じさせる素晴らしいアルバムです。

 

 

 

2022年12月のディスカホリック(年間購入実績も書いています)

2022年12月のディスカホリックは、レコード6、CD6、カセット2の合計14作品の購入実績でした。後半で年間購入実績も書いています。今年もこのブログに付き合って下さった皆さんに感謝です。2022年アルバム・ベスト10は年明けにアップする予定ですので、よろしくお願いします。

 

Horse Lords / Comradely Objects(CD) 購入先Amazon.co.jp 購入価格2,420円

USボルチモアで結成されたアヴァンギャルドでエクスペリメンタルなバンドHorse Lordsの5作目となる新作。


 

Dress / Dress(Vinyl) 購入先Juno Records 購入価格£22.54GBP(3,871円)

The Garbage & The FlowersのHelen JohnstoneとYuri Frusinによる派生バンドDressのリイシュー盤。


 

Oruã / Íngreme(Cassette) 購入先Cassettendienst Bandcamp 購入価格€19.00 EUR(2,973円)

Doug Martschと一緒にBuilt To Spillの新作 “When The Wind Forgets Your Name” を作り上げたLê Almeida、João Casaesの2人が在籍するブラジルのサイケバンドOruã の新作カセット。Doug Martschが声をかけたのも納得できる内容です。


 

Sunwatchers and Eugene Chadbourne / 3 Characters(Vinyl) 購入先Amish Records Bandcamp 購入価格$43.00 USD(6,691円)

2018年にリリースされて、すぐに完売したのですが、何とリリース元Amish Recordsに在庫が残っていたようです。諦めていただけに購入出来て嬉しいです。

 

 

Brannten Schnüre / Geträumt Hab Ich Vom Martinszug(Vinyl) 購入先Discogs(Aguirre Records) 購入価格€34.49 EUR(5,218円)

ドイツのエクスペリメンタル・ダークフォーク・デュオBrannten Schnüreの2015年にカセットリリースしていた音源のリイシュー盤。国内で予約を入れていたが、入手困難で結局Discogsで購入。

 

 

John Luther Adams / Houses Of The Wind(CD) 購入先Amazon.co.jp 購入価格1,641円

エクスペリメンタルな現代音楽家John Luther Adamsの新作。

 

 

Black Ox Orkestar / Everything Returns(CD) 購入先Record Shop Reconquista 購入価格3,089円

Thee Silver Mt. ZionのScott Gilmore、Jessica Moss、Thierry AmarとSackvilleのGabriel LevineによるBlack Ox Orkestarの15年振りとなる新作。

 

 

Léonore Boulanger & Jean-Daniel Botta / Un lièvre était un très cher baiser(Vinyl) 購入先diskunion.net 購入価格3,520円

フランス人女性シンガーLéonore BoulangerとJean-Daniel Bottaによる新作。 

 

 

La Maison d'Amour / La Maison d'Amour(CD) 購入先Record Shop Reconquista 購入価格2,477円

2016年リリースのLéonore Boulangerによるペルシャ音楽プロジェクト。Jean-Daniel Bottaも参加しています。

 

 

Alison Cotton / The Portrait You Painted Of Me(Vinyl) 購入先diskunion.net 購入価格3,960円

The Left Outsides、The Trimdon Grange ExplosionのメンバーでもあるAlison Cottonの新作。

 

 

Alan Licht / Three Chords And A Sword: Solo Cover Versions 1988​-​2021(CD) 購入先diskunion.net 購入価格2,200円

Alan Licht が30年に渡ってレコーディングしてきたカヴァーソング・アルバム。

 

 

Oneida / Success(CD) 購入先diskunion.net 購入価格1,980円

パンク、サイケデリックオルタナティヴ、エクスペリメンタルを横断するニューヨークのインディー・ロックバンドOneida の新作。

 

 

Jeff Tobias / Just What I Feel(Cassette) 購入先Jeff Tobias Bandcamp 購入価格$25.00 USD(3,541円)

Sunwatchers、Modern Nature、Thee RepsのメンバーでもあるJeff Tobiasのサックスによるソロアルバム。

 

 

Le Forte Four、Doo-Dooettes / Live At The Brand(2Vinyl) 購入先Meditaions 購入価格4,384円

LAFMS(Los Angeles Free Music Society)の中核グループLe Forte FourとDoo-Dooettesの1976年のライブ音源。

 

 

年間ではレコード70、CD41、カセット35の146作品の購入実績でした。昨年が152作品なので、少し減っています。記録として残っている中では、2006年に359作品購入しています。90年代後半から2000年代前半はそれ以上に購入していますので、1日1枚以上購入していたのは確かですね。2009年に北海道に戻って来て、引っ越し時に段ボール箱に詰めたCDは、開封することなく物置に放置されています(笑)4年前にCDを200枚売って20,000円弱ぐらいにならなかったことに落胆したことが有りました。今ならもっと安いのでしょうね。

 

購入先別もリンクを貼って紹介していきます。今回も実店舗での購入はありませんでした。円安なので国内購入を中心に考えていた結果、Bandcampでの購入が昨年と比べると半分までに減りました。国内購入では、Disk Unionが大きく伸びています。情報流失のトラブルがあって一時期通販サイトを中止していたにも関わらず、新作予約を確実に入荷させてくれたことで利用することが多くなったと思う。逆にアマゾンは減っています。自分の好みに合う音楽を取りそろえている専門店Tobira Records、Art Into Life、Meditaionsは、毎日入荷情報を確認しています。特にTobira Recordsは昨年同様にカセット購入が多かったです。昨年が17の購入先でしたが、今年は22に増えています。来年も素晴らしい音楽に出会えるといいですね!

 

Bandcamp 28作品

 

Disk Union 23作品

 

Tobira Records     21作品

 

Amazon.co.jp 15作品


Art Into Life 11作品

 

Meditations 10作品


Discogs 5作品

 

Juno Records 5作品

 

Reconquista 5作品

 

Oven Universe 4作品


Store15Nov 3作品

 

El Arrulloei 2作品

 

HHV Records 2作品

https://www.hhv.de/shop/en/records

 

Jet Set 2作品

 

WOW HD 2作品

https://www.wowhd.jp/

 

Fourth Dimension Records 1作品

 

Knotwilg Records 1作品

 

Tempo 1作品


Penultimate Press 1作品


K Mail Order Department 1作品

 

Witty Books 1作品


Tower Records 1作品


HMV 1作品