ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

フジロックフェステバル2017、7月28日(金)観戦報告

今年もフジロックに行って来ました。初日の観戦報告です。まずは、メインで観戦したバンド、アーティストの感想を書いてから、初日の諸々について書いてきますね。

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Upendra and friends plus Mr. Sunil and Sabin @Gypsy Avalon 11:30~12:20

今年のフジロック最初の一発目は、昨年、一昨年と観ているUpendra and friendsです。いつもは木道亭で観ているのだが、今回はGypsy AvalonでMr. Sunil and Sabinとのスプリット・ライブであります。ネパール出身のキーボード奏者Upendraを中心にして民族ジャムバンド的なサウンドを奏でています。昨年インド・ネパールの雑貨商より購入した彼らのCDを持参しての観戦です。CDを振りかざして観戦していたことにUpendraはリアクションしてくれましたが、タイミングが悪かったのでしょうね。Upendra and friendsのライブは終了してMr. Sunil and Sabinのライブが始まってしまったのです。こちらもネパール出身のフルート奏者Sunilのユニットです。Sunilの奏でるネパールフルートが日本の尺八の様に鳴り響き、こんな音楽を聴くことが出来るのもフジロックの醍醐味だと改めて実感した。

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原始神母 @Field Of Heaven 12:50~13:40

ギターの木暮“shake”武彦が中心となって結成されたピング・フロイドのトリビュートバンドです。単なるコピーだと思ってはいけません。ピング・フロイドの持っている世界感に彼らのピング・フロイドに対する思いが凝縮されたオリジナル・バンド原始神母なのです。1曲目のEchoesが始まった瞬間、Field Of Heavenは歓喜の嵐に包まれたのであります。その後も続く名曲たち。ラストはAtom Heart Mother/原子心母でした。ただ、時間が50分と言うのはもの凄く短く感じられた。全6曲だったと思うが、このバンドに関しては2時間ぐらいやって欲しい!そりゃあ、本家にかなう何者でもないが、フロイド初心者リスナー、そしてヘビィーリスナーまでをも唸らせたライブだったと思う。

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Eden @Red Marquee 14:20~15:10

アイルランド・ダブリンを中心に活動するJonathon NgのソロユニットEden。まだ、CDRと12インチEPしかリリースしてないEdenが1人で奏でるエレクトロポップとギターサウンドをミックスした世界。15分遅れでスタートした時は少し心配になったけど、そんなことを感じさせない見事なライブであった。今は1人ですべて行っているが、これがバンド編成になった時を考えると、今後にも期待の出来るアーティストですね。

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Catfish & The Bottlemen @Whith Stage 19:00~20:00

人気、実力ともに今やUKインディーズ・ギターバンドの王道となったCatfish & The Bottlemen。まさか、ここまでのライブをフジロックでやるとはね。ヴォーカルVan McCannは右へ左へとステージを駆け巡り、多少オーバーアクション的にオーディエンスを煽っていく。他のメンバーはそれを冷静に淡々と受け止めしっかりと演奏をこなしていく。ここまで書くとVan McCannのワンマンバンドの感じなのだが、コーラスの入る曲では4人全員が一体感を持って攻めてくる格好いいバンドなのであった。

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Queens of the Stone Age @Whith Stage 21:00~22:30

Queens of the Stone Ageについて、それほど熱心なリスナーではなかったのですが、オープニングナンバーが、「You Think I Ain't Worth a Dollar, but I Feel Like a Millionaire」そして「No One Knows」と続けば、もう、これだけでノック・アウトですね。特に「No One Knows」のギターのリフはグランジオルタナの定番です。会場全体で口ずさんでいました。今回フジロックに出演するとのことで、慌てて2013年リリースの「..Like Clockwork」を購入した私です。もっとしっかりフォローしておけば良かったかな?派手な演出はなく、メンバー全員でサウンドを盛り上げるバンドのあり方に好感度アップ!新作を買うしかないですね。

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16年連続参加のフジロックです。今年も28日の朝、9時頃越後湯沢駅に到着する。宿は今年も、越後湯沢駅周辺の温泉宿です。宿に荷物を預けてからシャトルバス乗り場へ向かう。シャトルバスに乗るまでに少し時間が掛かったかな?Gypsy Avalonにギリギリで到着した状況でした。この時点で雨はまだ降って無かったが、Edenが始まると行き成り豪雨になる。ただ、この時だけで、その後、雨は上がっていく。明日朝一10時に友人らと乾杯をする予定になっているので、その友人の1人と打ち合わせと称してお会いする。フジロックはライブを観るだけでなく、こうした友人との交流も楽しみなのであります。そして、もう一つの楽しみは食べ歩きです。毎年、朝霧食堂で食べなきゃフジに来た気にならないと豪語してる私です。今年もCatfish & The Bottlemenの前に富士宮焼きそばとグルグルウィンナーを頂きました。

 

さて、本日のベストアクトはCatfish & The Bottlemenです。久しぶりにUKインディーズ・ギターロックの楽しさを体感することが出来ました。他も素晴らしかったのですが、将来的にグリーン・ステージのヘッドライナーを努めるのは彼らしかいないと思ったのであります。

 

To Be Continued