ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

フジロックフェスティバル2018、7月29日(日)観戦報告

フジロックフェスティバル、3日目、最終日です。昨日の大雨、強風の影響が本日も続いています。ホワイト・ステージのトリであるChvrchesを観るため、体力温存で遅めのスタートです。温泉宿でバランスのよい朝食をゆっくりと食べた。何か普通に食事を取るのが新鮮に感じられた。苗場の会場には11時近くに到着しました。

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今日は午前中に友人YSさんと会う約束をしていた。今年の春、たまたまFacebookで私のことを見つけて繫がったのです。20年振りに会うことになります。YSさんは大阪に長く住んでいて、今年の春に仕事の関係で出身地である新潟県に戻って来たのとのこと。地元だしフジロックには1度参加したいと思っていたようです。私と同じように若い頃は音楽関係の仕事をしていたかな?共通の知り合いもいるのでお会い出来て良かったです。フジロックの今年のキーワードでもある「60代からのフジロック初参加」を実践した人です。来年も参加したいと言ってくれました。嬉しいですね!!

 

この後も、人的交流編です。Facebookフジロック関連の音楽グループの拠点に行ってきました。ここにはワインやおつまみがたくさんあって飲み食べ放題です。ここを仕切っているJTさんとは昨年挨拶程度しか出来ませんでしたけど、今年はOdeszaのライブが素晴らしかったことで盛り上がりました。強面を強調しようと躍起になっている彼ですが、実は気さくな人なのです。前夜祭で参加で参加出来なかった馬のかぶり物企画も、ここにいたメンバーの皆さんと馬のかぶり物をして写真を撮って貰いました。もの凄く楽しかったです。ライブを観て回ることだけが、フジの楽しみ方じゃないことを改めて再確認しました。

 

Kacey Musgraves@White Stage

テキサス州ゴールデン出身でナッシュビルを拠点に活動するシンガー・ソングライターKacey Musgravesを観る。元々はカントリー・シンガーだったが、最近になって様々な要素を採り入れてポップに飛躍しようとしているらしい。歌が巧いので安心して聴いていられる。最初は雨が降っていたが、彼女の露出度の高い衣装のおかげで雨もどっかに吹っ飛んでしまった感じ。最後は舞妓さんまで出てきての展開にノンビリと楽しませて頂きました。

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Unfairground

フジロック苗場開催20周年を記念し、今年のみ「アンフェアグランド」なるエリアが旧オレンジ・コートに登場する。UKのメガフェスティバル、グラストンベリーで行われているイベントですが、今年はこのフェスが休止するためフジロックに来て貰ったようです。何だかよく分からないので、まずは行ってみることにした。様々なオブジェが有るのですが、アトラクション的なものは何も行われいませんでした.。行く時間によって様々な催しものがあったのかな? 

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Super Chilled Family Mash Up@Unfairground Bar

Unfairgroundには二つのステージがあって、唯一 Unfairground BarでSuper Chilled Family Mash UpによるDJイベントが行われていた。特に感想はないけど、もっと色々と情報が欲しかったですね。

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来年、このエリアはどうするんでしょうね。オレンジ・コート復活の声も多いけど、音響が被ることや雨が降った時のぬかるみ状態など有るしね。ただ、屋根付きのフード・コートは、大人気で満席状態。新潟あさごはんでけんちん汁を頂きました。

 

Upendra & Friends@木道亭

ネパールの民族ジャム バンドUpendra & Friends。もう4年連続で観ています。やはり木道亭が、彼らの雰囲気を伝える1番のステージだと思いますね。最終日、夕方近くのあの時間帯に疲れが出てくるので、本当に癒やされますね。フジロックに捧げた新曲も披露してくれました。来年もまたフジへ来て欲しいです。 

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Hothouse Flowers@Field Of Heaven

Hothouse Flowersが活動していたとはフジに出演するまで知らなかった。しかも、14年振りの新作までリリースしていたとはね。この新作、セルフ・リリースで日本が世界に先駆けてリリースしたようです。新作からも2曲演奏していました。Liam Ó Maonlaíのヴォーカルを中心として完璧なまでに一体感を持った演奏は、心の中に染み入ってくる。思わずウルっと来てしまった素晴らしいライブでした。 

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フィールド・オブ・ヘブンの東山食堂で豚角煮丼を食べて少しノンビリ。次はレッド・マーキーでのDirty Projectorsです。途中のグリーン・ステージで行われているBob Dylanが大混雑していてチラ見ぐらい出来るかなと思っていたら、スンナリと通り過ぎてしまった。

 

Dirty Projectors@Red Marquee

Dirty Projectorsの完全復活ライブです。昨年のセルフタイトルのアルバムがR&B色を打ち出してどんなライブをやるのかちょっと不安な部分もありました。いざ、ライブが始まると彼らの持ち味である奇天烈サウンド炸裂で嬉しかったです。女性コーラス隊のパフォーマンスは最高に決まっていて素晴らしかったです。まさか、Björk とのコラボレーション曲、Beautiful motherが聴けるとはね。当時のコーラス隊のメンバーは誰もいないけど、それを演じたことも驚きでした。

フジロック2018年ベストアクトはDirty Projectorsで決定です。 

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Chvrches@White Stage

フジロック2018のラストはChvrchesです。これを観ずに帰る訳には如何でしょう!と言いつつ体力的にはもう限界です。ホワイト・ステージのPA前には行けず、後ろの方で観ていました。それでも超満員です。ヴォーカルのLauren Mayberryはキュートで可愛いだけじゃなく、余裕を持ってステージを仕切っていく貫禄をも感じさせ素晴らしかったです。しかしながら、3日間の疲れが一気に出てしまい最後まで観ることが出来ずに、23時半ぐらい退散しました。宿に着いたのは午前1時を過ぎていました。

 

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3日間の観戦報告を書くのに1が月近く掛かってしまいました。フジロスに悩まされて8月は何も手に付かなかったのが現状です。来年のフジロックの日程も公表されましたので、来年に向けて頑張るしかないですね。今年お会い出来た人、お会い出来なかった人も来年もフジロックに行きましょう!!!