ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

南米のワニの名をもじった怪しいバンド名Clan Caimanによる、架空の部族の奏でる音楽を空想し、あるはずの無い秘境に流れる音楽とは。

「Panorámico」(2007)と「Estrambótico」(2012)の2枚のソロ・アルバムでアルゼンチン音楽の新世代音響派のキーマンとして注目されてきたマルチ・インストゥルメンタリスト作家Emilio Haro。その彼が新たなるバンドClan Caiman(カイマン族)を結成してデビュー・アルバムをリリースしました。南米のワニの名をもじった怪しいバンド名による、架空の部族の奏でる音楽を空想し、あるはずの無い秘境に流れる音楽というコンセプトで作られています。このアルバムをリリースしたのが、何と日本のレーベルEM Recordsであります。

 

Clan Caiman(カイマン族)

 

Emilio Haroの奏でるカリンバを改造したカリンバフォンという自作楽器を中核に据え、ラップ・スティール、バリトン・ギターなどを駆使した5人編成のバンドです。エキゾチックでメローかつミニマルに鳴り響く幻想的な世界。静なる叙情性をもって心地よく鳴り響きます。これがワニ族による秘境に流れる音楽の正体でした。ポストロック的な音響感を醸し出しながら桃源郷へと導いてくれます。時間を忘れてエンドレスに聴き入ってしまう魅惑の1枚です。現在、Clan Caimanは色々とライブを行っています。日本にも来て欲しいですね。

 


 

 

Elephant Micahの新作「Genericana」、白昼夢、浜辺で微睡んでいたらいつの間にか海に流されてしまった?!!

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アメリカ・インディアナ出身のミュージシャン Joe O’Connellのソロ・プロジェクトElephant Micahの新作「Genericana」。フォークをベースにしながらも、アンビエント、ミニマル、エレクトロといったエクスペリメンタルな要素を取り込んだ不思議な世界。ギター、シンセザイザー、パーカッションなどで織りなすアンサンブルは、風景や物語を感じさせてくれます。そこにJoe O’Connellのストイックなヴォーカルが絶妙なバランスで絡んで行きます。個人的な感想として、白昼夢、浜辺で微睡んでいたらいつの間にか海に流されてしまったといった幻想的な想起をもさせる傑作です。

Elephant Micah / Genericana

このアルバムには全6曲が収録されています。オープニングナンバーSurf A(6:23)に始まって、Fire A(5:24)、Life A(1:27)、Life B(7:28)、Fire B(6:35)、ラストはSurf B(4:52)の構成で、30分ちょっとの少し短いアルバムです。波の音で始まって、波の音で終わっており、ひとつひとつの音が空間を意識させるように鳴り響いています。独自の世界観をもって、物語を築き上げようとしている素晴らしいアルバムです。

 

Joe O’Connellは民俗学者の肩書きも持っています。このことは彼の作り出す音楽に影響を与えているのは確かのようです。音楽活動については2000年代初め頃から自主制作やインディー・レーベルからアルバムをリリースしながらライブも行っています。私はこのアルバムでElephant Micahの存在を知ったのですが、もっと知名度が上がってもいいかなと思っています。今後の活動にも注目して行きたいです。

 

 

2018年8月のディスカホリック

8月のディスカホリックは8タイトルの購入実績でした。すべて、今年リリースされた新作ばかりです。どれも素晴らしいアルバムなので、年末の私的年間ベストを選ぶときに悩みそうです。

 

Dirty Projectors / Lamp Lit Prose 購入先Amazon.co.jp 購入価格2,064円

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昨年リリースされたセルフタイトルのアルバムで内省的なことをすべて吐きだしたので、吹っ切れたのでしょう。この新作では本来の奇天烈サウンドで未来に向かおうとしている意欲作。そのことはフジロック2018のライブにも表れており、フジロック2018のベストアクトに選びました。 

 

 

Stephen Malkmus And The Jicks / Sparkle Hard 購入先Amazon.co.jp (TunesOnline)   購入価格1,466円 

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PavementStephen Malkmus率いるStephen Malkmus And The Jicksの4年振りの6枚目のアルバム。基本的なことは何も変っていないが、若々しくフレッシュに聞こえる。もはや、Pavement復活ということが必要のないことを悟らしてくれる傑作!


 

Bellini / Before The Day Has Gone 購入先Amazon.co.jp (importcds_com) 購入価格1,676円

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イタリアのシチリア出身でアメリカを拠点に活動しているポスト・パンクバンド Bellini。2002年から活動していて4作目となる本作が10年振りの新作アルバムとのことです。アルバム制作にSteve Albiniが関わっているのですが、その影響が反映された素晴らしいアルバムです。 

 

 

Sea And Cake / Any Day 購入先Amazon.co.jp (フルフィルメント エクスプレス) 購入価格1,566円

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6年振りの新作で3人組となっての初リリース。Sam Prekopのヴォーカルをよりメインにしたアルバムで、シンプルながらも、これがSea And Cakeの持ち味であることを再確認した好盤。

 

 

Clan Caiman / Clan Caiman 購入先Amazon.co.jp 購入価格2,142円

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アルゼンチンのマルチ・インストゥルメンタリスト作家Emilio HaroのバンドClan Caimán。様々な音楽活動を行っており、自身のバンドで活動するのは、今回が初めてのようです。そのアルバムをリリースするのが、何と日本のレーベルEM Recordsです。ポストロック的な佇まいでミニマルやアンビエントの要素も採り入れたエキゾチックなトライバル音楽。聴けば聴くほどに和んでいくちょっと不思議な世界です。

 

 

Elephant Micah / Genericana 購入先Amazon.co.jp (RAREWAVES-JP) 購入価格1,923円

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Joseph O'Connellによるソロ・プロジェクト Elephant Micah。フォークをベースにしながらも、アンビエント、エレクトロといったエクスペリメンタルな要素を取り込んだ不思議な世界。白昼夢の中で微睡んでいたらいつの間にか海に流されてしまったといった幻想的な想起をもさせる傑作です。 

 

 

Made To Break / Trebuchet 購入先WOW HD 購入価格1,765円

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数多くのプロジェクトで活躍するサックス、リード楽器奏者Ken Vandermarkを中心としたフリージャズ・バンドMade To Break。この新作ではShellacのBob Westonが録音、ミックス、マスタリングを行っています。まさに「ハードコア・パンクに対するフリージャズからの回答」といった言葉がピッタリのサウンドになっています。

 

 

God Is An Astronaut / Epitaph 購入先Amazon.co.jp (importcds_com) 購入価格1,586円

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アイルランドポスト・ロックバンドGod Is An Astronautの8枚目となる新作。メンバーであるKinsella兄弟の親戚の子供さんが亡くなったことに対するレクイエム・アルバムで、ジャケット・アートワークにも表れています。これまで以上に、よりダーク・ヘビィーでメランコリックに宙を舞うサウンドは圧巻です。彼らの思いがヒシヒシと伝わってくる最高傑作です。

 

 

フジロックフェスティバル2018、7月29日(日)観戦報告

フジロックフェスティバル、3日目、最終日です。昨日の大雨、強風の影響が本日も続いています。ホワイト・ステージのトリであるChvrchesを観るため、体力温存で遅めのスタートです。温泉宿でバランスのよい朝食をゆっくりと食べた。何か普通に食事を取るのが新鮮に感じられた。苗場の会場には11時近くに到着しました。

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今日は午前中に友人YSさんと会う約束をしていた。今年の春、たまたまFacebookで私のことを見つけて繫がったのです。20年振りに会うことになります。YSさんは大阪に長く住んでいて、今年の春に仕事の関係で出身地である新潟県に戻って来たのとのこと。地元だしフジロックには1度参加したいと思っていたようです。私と同じように若い頃は音楽関係の仕事をしていたかな?共通の知り合いもいるのでお会い出来て良かったです。フジロックの今年のキーワードでもある「60代からのフジロック初参加」を実践した人です。来年も参加したいと言ってくれました。嬉しいですね!!

 

この後も、人的交流編です。Facebookフジロック関連の音楽グループの拠点に行ってきました。ここにはワインやおつまみがたくさんあって飲み食べ放題です。ここを仕切っているJTさんとは昨年挨拶程度しか出来ませんでしたけど、今年はOdeszaのライブが素晴らしかったことで盛り上がりました。強面を強調しようと躍起になっている彼ですが、実は気さくな人なのです。前夜祭で参加で参加出来なかった馬のかぶり物企画も、ここにいたメンバーの皆さんと馬のかぶり物をして写真を撮って貰いました。もの凄く楽しかったです。ライブを観て回ることだけが、フジの楽しみ方じゃないことを改めて再確認しました。

 

Kacey Musgraves@White Stage

テキサス州ゴールデン出身でナッシュビルを拠点に活動するシンガー・ソングライターKacey Musgravesを観る。元々はカントリー・シンガーだったが、最近になって様々な要素を採り入れてポップに飛躍しようとしているらしい。歌が巧いので安心して聴いていられる。最初は雨が降っていたが、彼女の露出度の高い衣装のおかげで雨もどっかに吹っ飛んでしまった感じ。最後は舞妓さんまで出てきての展開にノンビリと楽しませて頂きました。

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Unfairground

フジロック苗場開催20周年を記念し、今年のみ「アンフェアグランド」なるエリアが旧オレンジ・コートに登場する。UKのメガフェスティバル、グラストンベリーで行われているイベントですが、今年はこのフェスが休止するためフジロックに来て貰ったようです。何だかよく分からないので、まずは行ってみることにした。様々なオブジェが有るのですが、アトラクション的なものは何も行われいませんでした.。行く時間によって様々な催しものがあったのかな? 

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Super Chilled Family Mash Up@Unfairground Bar

Unfairgroundには二つのステージがあって、唯一 Unfairground BarでSuper Chilled Family Mash UpによるDJイベントが行われていた。特に感想はないけど、もっと色々と情報が欲しかったですね。

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来年、このエリアはどうするんでしょうね。オレンジ・コート復活の声も多いけど、音響が被ることや雨が降った時のぬかるみ状態など有るしね。ただ、屋根付きのフード・コートは、大人気で満席状態。新潟あさごはんでけんちん汁を頂きました。

 

Upendra & Friends@木道亭

ネパールの民族ジャム バンドUpendra & Friends。もう4年連続で観ています。やはり木道亭が、彼らの雰囲気を伝える1番のステージだと思いますね。最終日、夕方近くのあの時間帯に疲れが出てくるので、本当に癒やされますね。フジロックに捧げた新曲も披露してくれました。来年もまたフジへ来て欲しいです。 

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Hothouse Flowers@Field Of Heaven

Hothouse Flowersが活動していたとはフジに出演するまで知らなかった。しかも、14年振りの新作までリリースしていたとはね。この新作、セルフ・リリースで日本が世界に先駆けてリリースしたようです。新作からも2曲演奏していました。Liam Ó Maonlaíのヴォーカルを中心として完璧なまでに一体感を持った演奏は、心の中に染み入ってくる。思わずウルっと来てしまった素晴らしいライブでした。 

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フィールド・オブ・ヘブンの東山食堂で豚角煮丼を食べて少しノンビリ。次はレッド・マーキーでのDirty Projectorsです。途中のグリーン・ステージで行われているBob Dylanが大混雑していてチラ見ぐらい出来るかなと思っていたら、スンナリと通り過ぎてしまった。

 

Dirty Projectors@Red Marquee

Dirty Projectorsの完全復活ライブです。昨年のセルフタイトルのアルバムがR&B色を打ち出してどんなライブをやるのかちょっと不安な部分もありました。いざ、ライブが始まると彼らの持ち味である奇天烈サウンド炸裂で嬉しかったです。女性コーラス隊のパフォーマンスは最高に決まっていて素晴らしかったです。まさか、Björk とのコラボレーション曲、Beautiful motherが聴けるとはね。当時のコーラス隊のメンバーは誰もいないけど、それを演じたことも驚きでした。

フジロック2018年ベストアクトはDirty Projectorsで決定です。 

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Chvrches@White Stage

フジロック2018のラストはChvrchesです。これを観ずに帰る訳には如何でしょう!と言いつつ体力的にはもう限界です。ホワイト・ステージのPA前には行けず、後ろの方で観ていました。それでも超満員です。ヴォーカルのLauren Mayberryはキュートで可愛いだけじゃなく、余裕を持ってステージを仕切っていく貫禄をも感じさせ素晴らしかったです。しかしながら、3日間の疲れが一気に出てしまい最後まで観ることが出来ずに、23時半ぐらい退散しました。宿に着いたのは午前1時を過ぎていました。

 

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3日間の観戦報告を書くのに1が月近く掛かってしまいました。フジロスに悩まされて8月は何も手に付かなかったのが現状です。来年のフジロックの日程も公表されましたので、来年に向けて頑張るしかないですね。今年お会い出来た人、お会い出来なかった人も来年もフジロックに行きましょう!!!

 

 

フジロックフェスティバル2018、7月28日(土)観戦報告

フジロック2日目です。越後湯沢駅近くの温泉宿11階から見える風景です。この時点では、まだ、台風の影響もなく晴れています。宿については、過去に苗場プリンスにも泊まったこともあり、安い民宿に泊まったこともあります。年を取ると寝るだけの宿ではなく、のんびりとゆっくり出来る温泉宿が良いのです。そうなると越後湯沢駅周辺になるのかな。一緒にフジに参加している友も同じ考えと言うのも大きいです。新幹線を利用しているので帰る時には便利ですしね。ただ、会場の苗場まで毎度のシャトルバス通勤です。キャンプについては、行う切っ掛けを見いだせずに17年も経ってしまいました。今からだとちょっと厳しいですね。

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Lewis Capaldi@Red Marquee 

スコットランド出身の21歳のシンガーソングライターLewis Capaldi。昨年12インチシングルでデビューしたばかり新人です。骨太の力強いヴォーカルで魅了してくれるだろうと思っていたが、予想を遙かに超える素晴らしい歌声でレッドマーキーを包み込んでくれた。シャイでお茶目な若造であるが、今後どのように成長していくか楽しみな存在です。早くアルバムが聴きたいですね。そして、フジに戻って来て欲しい!

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Esne Beltza@White Stage

スペインとフランスの両国にまたがったバスク地方出身のバンドEsne Beltza。独立紛争など政治的にきな臭い話がある中での、Esne Beltzaの奏でる音楽は自由でハッピーなのであります。ラテン音楽をベースに様々な要素をミクスチャーさせて攻め込んでくる。「しゃがんで、しゃがんで」としゃがませて一気にジャンプアップさせるなど、観客の乗せ方も巧い。必要以上に体力を消耗させられるから困る!と思いつつ、フェスにはこうした賑やかしバンドが必要不可欠であることを再確認した。

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Johnny Marr@Green Stage

私に取っての80年代は、音楽リスナー人生暗黒時代だった。The Smithsに関しても何の思入れも無いのですが、取り敢えずJohnny Marrを観る。グリーン・ステージのモッシュ・エリアで観ました。これが以外に素晴らしかった。もちろん、The Smithsの曲も何曲か演奏していました。これを切っ掛けにThe Smithsを聴く気になるかと言うとそうでも無い。80年代を代表する偉大なるバンドだけど、スルーして置くのが身の為かと思っている(笑)。まあ、Johnny Marrが参加していたElectronicやThe Cribsは聴いていたけどね。

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友人TさんとAshを一緒に観るためにホワイト・ステージに向かう。Tさんとは10年前、私が仙台に住んでいた時の友人です。DJのイベントに参加した時に知り合ったのです。フジは1回目から参加している強者ですが、気さくなかたでインディーズ・ロック好きです。毎回、何かしらのバンドを一緒に観ています。今回もお会い出来た良かったです。

 

Ash@White Stage

フジに何回か出演しているけど、今回初めて観ます。それほど熱心なリスナーじゃないけど、大方の曲は知っていたので凄く楽しむことが出来た。90年代の時はガキンチョ・バンドのくせに・・・と言っていた私ですが、未だにその青臭さが感じられることに嬉しくなりました。凝った仕掛けは何も無いけど、分かりやすいメロディーとこの3人である限りAshはまだまだ安泰だと思った。 

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ちょっと休憩です。フジは草村の様々なところに、こんな物が設置されています。 

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D.A.N.@Red Marquee

日本にもこんなバンドが居たのですね。レッド・マーキー後ろの木陰でのんびりと聴いていました。メローでミニマルに鳴り響く陶酔の世界。もっと前の方で観れば良かったかな?海外で活動が多くなるのも納得です。

 

フジでの食べ処「越後もちぶた」もお勧めです。串焼きともちぶた丼の両方を頂きました。毎度のことながら美味しいです。

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MGMT@Red Marquee 

雨宿り的に予定を変更してレッド・マーキーでMGMTを観ることにした。雨が降り出すと屋根付きのレッド・マーキーは大混雑。何とかPAの前へ行くことが出来た。アルバムはファースト(2007年)とセカンド(2009年)を持っているが、それ以降は殆ど聴いていない。MGMTについては、2人組でちょっと捻くれたポップ・サウンドを奏でるしかイメージとして思いつかないのであります。なので5人編成のバンドで出てきたことに驚いた。しかも、バンドとしての一体感も感じられ、映像も含めた捻くれ感も心に鳴り響く。観ることが出来て良かったバンドです。 

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雨も風も激しくなって来たので、本日もグリーン・ステージのヘッドライナーKendrick Lamarを少し観て早々に宿に戻ったのであります。友とは別行動で、飲み疲れて先に帰ったとのことです。まだ、あと1日ありますね。

 

 

フジロックフェスティバル2018、前夜祭&7月27日(金)観戦報告

7月26日(木)前夜祭

フジロスから抜けきれずに悶々とした日々が続いています。17回目のフジロック観戦報告を書かなくてはね。今年は前夜祭にも参加しました。深夜勤務明けで気力、体力ボロボロの中、やっと越後湯沢駅に着いたのが18時でした。意外と人が多かったのに少し驚く。シャトルバスに乗り込んで苗場の会場に着いたのが19時半近くになっていた。苗場音頭は既に終わった後で、オアシスエリアは超混み状態。花火が上がって気分が盛り上がってきた。まずは、プリンス食堂でビーフステーキプレートを食べる。価格は高いけど美味い!

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レッド・マーキーではライブが始まった。出演者リストをみると、な、なんとTH eROCKERSの名前があった。恐る恐る前の方へ向かうと、俳優の陣内孝則率いるあのTH eROCKERSであった。「Hey!センキュー!TH eROCKERSです。本日はお足元もちゃんとした中、タダで見にきてくれてありがとう!」とMCを発して会場はさらにヒートアップ!たった30分ほどの短いライブだったけど、楽しかったです。フジロックのサプライズなんだけど、通常のラインナップとしてやっても良かったかな。

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明日からの本番に備えて、本日の前夜祭はここまでにして越後湯沢の宿に戻ることにした。後3日あるし、前夜祭でエネルギー使い果たしたくないしね。寝てないので、温泉に浸かってゆっくりしたです。

 

7月27日(金)

Rancho Aparte@木道亭 

初日の一発目は中南米諸国コロンビアのRancho Aparteです。コロンビアというだけで、陽気でラテン系アフロ・ビート満載と想像出来ますね。ボードウォーク脇にある小さなステージ木道亭でのライブです。最初ノンビリと座って観ていたのですが、スタッフの1人がスタンドアップの合図をしたことで、会場全体がお祭り騒ぎです。Rancho Aparteのメンバー達もそれに答えるように、ノリノリのライブを行ってくれました。

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食べることもフジロックの楽しみです。アヴァロンフィールドに行っての昼食は、もちろん朝霧食堂です。今回は朝霧シチューのパンセットを美味しく頂きました。朝霧食堂で食べなきゃフジに来た気にならないと豪語している私です。過去にこのブログでその事を書いたら、朝霧食堂さんから直接コメントを頂いたこともありました。

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Parquet Courts@White Stage

ホワイト・ステージに行ってニューヨークはブルックリンを拠点に活動する4人組ガレージパンクバンドParquet Courtsを観る。2014年の時は見損ねているので今回は必見です。単なるガレージ・パンクに留まらずに、様々な要素をぶち込んで捉えどころのないライブを展開する彼らです。そこがParquet Courtsの魅力ですね。このライブも修羅シュシュシュと自分達のやりたいことやり尽くした最高に面白いバンドでした。

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Parquet Courtsが終わった後に友人NYさんと偶然出会う。彼とはFacebookで友人になって、ここ何年かはフジで毎回というよりは毎日お会いしている感じかな。自分との音楽の好みが合っているとは思えないけど、 色々な所でお会いするのですよ。変なオーラを出している不思議な方ですけどね。今回も連絡なしで3日ともお会いしました。

 

Albert Hammond, Jr.@White Stage 

同じくホワイト・ステージにてThe StrokesのギタリストAlbert Hammond, Jr.を観る。この人ってフロント・マンとしてこんなにも明るく、観客の心を鷲づかみに出来ると思っていなかっただけに新鮮に見えた。縦横無尽に動き回り、ステージ下に降りて観客に揉みくちゃにされなからも歌い続ける彼の姿は格好いい!これでThe Strokesの再始動もしばらくは無いと思ってしまった。このままソロとして活動し続けてもいいかもね。

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次の予定としてはフィールド・オブ・ヘブンでThe Teskey Brothersを観ようと思っていたけど、アヴァロンフィールドにあるボディチューニング蓮華堂さんが予約無しで入れたのでマッサージを受ける。ここも毎回行っている穴場のスポットです。ライブを見ることだけがフジロックの楽しみ方じゃないんだよね。こうしたリラックスできる癒やしの場も必要なのですよ。

 

Marc Ribot's Ceramic Dog@Field Of Heaven

Marc Ribotについてはフジで2014年のThe Young Philadelphians名義でも観ている。その時はストリングス隊が参加してソウルの名曲などをアヴァン・ギャルドにカヴァー するといった内容であった。今回はより実験的でロック色の強い展開です。Marc Ribotの殺気だったギタープレーは毎度のことですが、他の2人のメンバーもそれに負けず劣らずのパフォーマンスを披露してくれました。この3人が作り上げるカオスティックな世界はやはり格好いいとしか言いようが無い!!

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Marc Ribot's Ceramic Dogの後、友人SAさんと出会う。Mixi時代からの友人なので、もう13年ぐらいの付き合いになる。 今回は初日のみの参加と聞いていたので、となるとMarc Ribotは外せないと思っていたら、案外近い所で観ていたのでした。自分が北海道に戻ってからは、フジロックでしかお会い出来なくなっているけど、こうして毎年お会い出来るのも凄いと思う。

 

Odesza@White Stage

Clayton KnightとHarrison Millsによるエレクトサウンド・ユニットOdesza。昨年リリースされた「A Moment Apart」では多数のゲスト・ヴォーカルを起用してアルバムが作られていた。ライブは2人によるサンプリングや打ち込みを行って展開するものと思っていた。しかし、実際のライブはトランペット、トロンボーン、ギター、そしてトラム隊を駆使した人力エレクトロサウンドを披露してくれた。ステージングも豪華な演出が施されていて、ホワイト・ステージでここまでのことをやるのかと正直驚いてしまった。素晴らしいライブであったが、生ヴォーカルで聴けなかったことが残念。将来グリーン・ステージのヘッドライナーとして戻って来たときに期待しましょう!!

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最後は、同じくホワイト・ステージでPost Maloneを観る予定であったが、体力の限界もあって早めに切り上げることにした。途中でグリーン・ステージのヘッドライナーであるN.E.R.Dを横目でチラ見しなから宿に戻りました。後2日あります。頑張って書いて行きますね。

 

 

2018年7月のディスカホリック(フジロックまであと3日です)

フジロックまであと3日です。今日はこれから夜勤で15時過ぎには出掛けます。明日の朝、9時までの勤務です。26日は深夜勤務で夜中0時から朝8時30分までの勤務というスケジュールの中、前夜祭に間に合う様に苗場に向かいます。北海道新幹線の中で仮眠は取れるかと思うけど、50後半の爺にとってはちょっとキツいかもね。

 

7月のディスカホリックは、8タイトルの購入実績でした。これを書いて投稿しようと思っていた時に、アマゾンからDirty Projectorsの新作「Lamp Lit Prose」の26日到着予定の出荷連絡が届く。予習出来ない!!! しょうがないです、これについては8月のディスカホリックに入れますね。

 

 

Peaking Lights / Little Flower、Conga Blue(12inch Vinyl) 購入先Newtone Records 購入価格2,110円

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Peaking Lightの2017年にリリースされた12インチシングル「Little Flower / Conga Blue」。前々回の記事でこのアルバムについても書いています。


 

Odesza / A Moment Apart 購入先Amazon.co.jp (Serendipity) 購入価格1,300円

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フジロック予習編として購入したOdesza2017年リリースのサード・アルバム。最高に気持ちいい!フジのライブが楽しみです。  

 

 

Collections Of Colonies Of Bees / Hawaii 購入先Amazon.co.jp 購入価格2,570円

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インスト・ポストロックバンドPeleを母体としたCollections Of Colonies Of Beesの4年振りの新作。なんと初の女性ヴォーカルをフィーチャーした新たなる展開。

 

Collections Of Colonies Of Bees / Set 購入先購入先Amazon.co.jp (レコファン) 購入価格1,419円

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買いそびれていたCollections Of Colonies Of Beesの2014年のアルバム。PeleのChris RosenauとJon Muellerの2人が始めたユニットです。Jon Muellerが脱退した後の初アルバムですが、よりPele色を感じさせられる考え深い内容です。 

 

 

Hothouse Flowers / Let's Do This Thing 購入先プランクトン 購入価格2,700円

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フジロックに出演するHothouse Flowersの14年振りの新作。オフィシャル配信されている音源を日本先行でのCDリリース。14年間のブランクがあったとは思えないぐらい佳作揃いです。フジでのライブは必見ですよ。


 

Lewis Capaldi / Bloom(12inch Vinyl) 購入先diskunion.net 購入価格2,232円

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フジロックに出演するイギリス、スコットランドのシンガーソングライターLewis Capaldiの2017年デビュー12インチシングル。今後に期待出来る新人です。フジのライブ楽しみだな。 


 

Gang Gang Dance / Kazuashita 購入先Amazon.co.jp (RAREWAVES-JP) 購入価格1,642円

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Gang Gang Danceの7年振りの新作。サイケ、エレクトロ、シューゲイザーなどがミクスチャーされたエキゾチックな世界。


 

Big Blood / Operate Spaceship Earth Proper 購入先Amazon.co.jp 購入価格1,568円

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Big Blood、今年の新作2作目です。今回は自身のレーベルDon't Trust The RuinではなくFeeding Tube Recordsからのリリース。いつもの様に様々な要素をぶち込んでのBig Blood節全開です。

 Big Bloodについては、昨年こんな記事を書いています。