ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

ローファイなインディーズ・ロックとノイズ・サウンドが絡むAstatineの世界

AMPやMemory DrawingsといったバンドをリリースしてきたギリシャのレーベルSound In Silence。昨年ぐらいから積極的にフォローしていたところ、これだと思う素晴らしいアーティストAstatine(Stéphane Recrosio)に出会うことが出来ました。

 

Astatine(Stéphane Recrosio)

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90年代から後半から活動しているフランス、パリのインディーズ・ロック、ポスト・ロック、スロコア系サウンドを奏でるバンドAcetate Zeroの中心メンバーStéphane Recrosioのソロ・プロジェクトAstatine。現在Acetate Zeroは開店休業中ですが、Stéphane Recrosioは2011年よりAstatineの活動をメインにしている。これまで自身のレーベルOrgasmやFissileで多くのアルバムをリリースしていたが、自分のレーベル以外は少なく、昨年11月にSound In Silenceからリリースされた「Global Exposure」が初となります。

 

Astatine / Global Exposure(CDR)

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くすんだスモーキーなドローン・サウンドから始まって、囁くようなヴォーカルを取り入れたローファイなインディーズ・ロック、シュゲイザー崩れのノイズ・ギター・サウンドなどを雑多にコラージュさせた内容となっています。様々な楽曲がとりとめも無く並べられていますが、整えられた優しいホワイトノイズによって巧くブレンドされ、アルバムとしての統一感や雰囲気を醸し出している。ちょっと不思議で面白いアルバムです。レーベルSound In Silenceがやりたいと思っている音楽要素を凝縮したアルバムといっても過言でないと思う。

 

Sound In Silence Bandcamp


「Global Exposure」が良かったので、他のアルバムも聴いてみたいと思った。今度は自身のレーベルFissileから昨年の同じ時期にリリースした「Treatment Of Abstract Objects For Unfinished Pointless Ends」をAstatine Bandcampで購入しました。

 

Astatine / Treatment Of Abstract Objects For Unfinished Pointless Ends(Lath Cut LP)

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通常のヴァイナルではなく、プラスチックの一種ポリカーボネートを使用したLathe Cut(レースカット)で制作されたLPレコードです。超限定13枚で私が購入する時は、残り3枚でタイミング良く購入出来たと思う。ヴォーカルが入るローファイなインディーズ・ロックに音響ノイズが絡む感じは「Global Exposure」と同様ですが、曲間がなく、ラジオのDJ会話をコラージュするなど、ラフな感じでよりカオスして聞えます。このアルバムも素晴らしいです。

 

 Astatine Bandcamp

 

Astatine Bandcampからは、オーダーしたレコードと一緒にAstatineのCD-Rアルバムも送ってくれました。アーティストのBandcampだと様々なサプライズがあることも多いです。過去に色々と貰っていますからね。Astatine に感謝です。

 

Astatine / Chamber Fracture(CD-R)

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2014年リリースのアルバム。上記2枚のアルバムと同様に、ヴォーカル入りローファイなインディーズ・ロックとインストで実験的な曲の両方を織り交ぜています。アルバム制作におけるAstatineのアイデンティティーなのでしょう。このアルバムも良いですね。

 

 

 

イタリアのエクスペリメンタル・バンドLarsenのパーカッショニストZ'EVに捧げるレクイエム・アルバム

前回の記事「2019年アルバム・ベスト10」でベストNo.2に入れたイタリアのアヴァンギャルドでエクスペリメンタルなサウンドを展開するLarsenの新作「Arrival Vibrate」を取り上げます。このアルバムは2017年に亡くなったパーカッショニストZ'EVに捧げるレクイエム・アルバムです。

 

Larsenは1993年にイタリアのトリノで結成された4人組。初期のアルバムがMichael Gira のプロデュースで Young God Records からリリースされたことも有りました。ミニマル、ポストクラシカル、ドローンといった実験的要素を巧みに取り込みながら多彩なサウンドを構築しています。これまでに、Z'EV、Nurse With WoundとのコラボレーションやXXL(Xiu Xiuとのユニット)などを含めると17タイトルのアルバムをリリースしています。

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Larsenについては、過去にこんな記事も書いています。


一方、Z'EV(1951年2月8日ー2017年12月16日)はアメリカ出身で、パーカッショニストとしてGlenn Branca、Organum、Genesis P-Orridgeなど様々なミュージシャンとコラボレーションを行って来ました。インダストリアル・ミュージックの先駆者としても知られている。2016年に列車脱線事故に巻き込まれ、健康を害することになり、2017年12月16日に亡くなってしまう。

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Larsen / Arrival Vibrate

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2018年3月13日にZ'EVの追悼イベントが行われました。彼のドキュメンタリー映画Heart Beat Ear Drumも上映され、その後にLarsen が演奏していた曲のライブ盤です。如何にもZ'EVが参加している様な雰囲気をLarsenの4人が、このアルバムで醸し出しています。カセットのみのリリースでA面、B面1曲づつの全2曲です。B面はリミックス・ヴァージョンとなっています。このリミックスを行ってるのが、Z'EVとLarsenの共通の友人であるJohn Duncanが行っています。彼は「Z'EVの功績、存在感を高めることをしたかった」と発言しています。両者のZ'EVへの思いが伝わってくる素晴らしいアルバムです。

「Arrival Vibrate」のライブ映像です。

 

LarsenとZ'EVは2009年にコラボレーション・ライブを行っている。それをアルバムにした「In V.tro」が2011年にリリースされている。前半がライブ音源で後半がZ'EVによるミックス・ヴァーションとなっています。これを聴いた後で「Arrival Vibrate」を聴き直すとZ'EVイズムがLarsenにしっかりと継承されていることが確認出来ます。

 

最後に2015年に公開されたZ'EVのドキュメンタリー映画「Heart Beat Ear Drum」トレーラー映像をアップしておきます。

Z'EV  R.I.P.


 

 

2019年アルバム・ベスト10

2020年初の更新です。今年もよろしくお願いします。

 

恒例の年間ベスト・アルバムの紹介です。2019年にリリースされた新作から私的にこれだと思うアルバムを選んでいます。今回も素晴らしいアルバムが多くて悩みました。2018年の時は絞りきれずにベスト20にしましたが、2019年はそれ以上に素晴らしいアルバムが有りました。結局、自分の中では選びきれずに収集がつかなくなった為、ベスト10に戻しました。リイシューや買いそびれていたもの、新たに出会ったアーティストやバンドなどにも、これと思うアルバムが多かったのも確かでした。YouTubeやBandcamp等で聴いたうえで購入しているので、外しが無くなったのも大きいですね。はたして、今年はどんな音楽に出会えるか今から楽しみです。 

 

No.1    Cosey Fanni Tutti / Tutti

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35年ぶりのソロ・アルバム。エレクトロニックでビートを効かせたサウンドは最高に格好いい!! 


 

No.2    Larsen / Arrival Vibrate

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インストゥルメンタル作でコラボレーションしたことのある故Z'EV(1951~2017)に捧げる追悼アルバムです。


 

No.3    Ian Brown / Ripples

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ローゼズ再結成を経てのソロ活動再開のアルバム。気負いもなく淡々と歌い上げる感じは、これまでに無く心に染みこんでくる傑作。


 

No.4    Wilco / Ode To Joy

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3年振りの新作。この間に各メンバー様々な活動を行って吹っ切れたのでしょう。よりシンプルに研ぎ澄まされた曲が多い傑作。          

 

 

No.5    Gong / Universe Also Collapses

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歴史あるバンドを継続させる難しさ。そのプレッシャーをはね除けて、各メンバーの力量がしっかりと反映された素晴らしいアルバム。


 

No.6    Baba Zula / Derin Derin

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今年9タイトルもアルバムを購入してしまったトルコのBaba Zula。どのアルバムも素晴らしいのですが、2019年ベストとなれば、これを選ぶしかないですね。

 

 

No.7    Ouzo Bazooka / Transporter

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クラウドファンディングに出資してまで応援したイスラエルのOuzo Bazooka。フジロックでのライブも胡散臭くて最高に良かったです。

 

 

No.8    The Clandestine Quartet / One for the Fossa, Two for the Wolverine

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Sun City GirlsのAlan BishopとRick Bishopの兄弟にChris Corsano、Michael Flowerが加わった新たなるバンド。進化したSun City Girlsを伺うことが出来ますよ。

 

 

No.9    Amp / Entangled Time

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スタジオ録音盤としては8年振りの新作。 アンビエント・シュゲイザーともいえるサウンドを是非とも大音量で聴いて欲しい!


 

No.10   Richard Youngs / Dissident

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エキセントリックな要素を封印して、ヴォーカルを中心にしっとりと歌い上げています。心が癒やされるアルバムです。

 

 

 

2019年12月のディスカホリック

2019年12月のディスカホリックは5タイトルの購入実績です。年間では125タイトルでした。年間ベストはいつもの様に年明けです。今年リリースのアルバムでまだ届いてないものが、4タイトルほど有りますしね。情報が多すぎて必要としているのに、タイムリーに購入出来ないと言った感じかな。

今年も駄文に付き合ってくれた皆さんに感謝です。来年も現状維持で更新していきますので、よろしくお願いします。

 

Richard Youngs / Dissident(Vinyl) 購入先Amazon.co.jp 購入価格3,055円

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1年に何枚もアルバムをリリースしているRichard Youngsです。今年もフィジカルメディアとして3枚のアルバムをリリースしました。その中でヴォーカルを中心としたのがDissidentです。彼が影響を受けた英国のミュージシャン、The FallのMark E Smith、Van der Graaf Generatorの Peter Hammill、Martin Carthy、Vernon Elliotらに対するオマージュを表したアルバムとのことです。Richard Youngsのエキセントリックな要素を封印して、しっとりと歌い上げています。バックの演奏もヴァイオリン以外はすべて本人が行っています。

 

 

Richard Youngs / New World Memory(Vinyl) Richard Youngs Bandcamp 購入価格£32.00(4,732円)

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2019年にリリースされたもう1枚が、尺八、ギター、ピアノ、メタロフォン、ドラム、シンセを別々に録音してハーモナイズドして作り上げた実験音楽です。マスタリングはStephan Mathieuが行っています。Richard Youngs自身のレーベルのみでの販売で、注文したら直接本人から送って来ました。

 

 

Thuja / Hills(Vinyl) 購入先Amazon.co.jp 購入価格2,282円

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Glenn Donaldson、Loren Chasse、Steven R. Smithなど5人が集まって結成された実験即興音楽集団Thuja。今は活動していませんが、一時期もの凄く嵌まっていました。2002年にLast Visible DogよりCDRでリリースしていた音源のリイシュー盤です。

 

 

Astatine / Global Exposure(CDR) 購入先Sound In Silence 購入価格€14.00(1,766円)     

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90年代から後半から活動しているフランス、パリのインディーズ・ロックバンドAcetate Zeroの中心メンバーStéphane Recrosioのソロ・プロジェクトAstatine。Acetate Zeroは開店休業中ですが、Astatineは2011年より多くのアルバムをリリースしています。今年も2枚リリースされています。その1枚がGlobal Exposureです。ギリシャのレーベルSound In Silenceからで、ノイズ・コラージュされたギター・サウンドからさり気なくヴォーカルを取り入れたローファイなインディー・ロックまでを織り交ぜた内容です。Sound In Silence色の出ているアルバムで面白いです。自身のレーベルからリリースされた今年のもう1枚もオーダーしていますが、こちらは来年になりそうです。



Wilco / Ode To Joy(CD) 購入先WOW HD 購入価格1,352円

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3年振りの新作。この間に各メンバー様々な活動を行って、新たな気持ちでこのアルバムに取り組んだのでしょう。まだ、じっくりと聴けていないけど、よりシンプルに研ぎ澄まされた曲が多い感じがする。2002年の「Yankee Hotel Foxtrot」以来の傑作かな。 

 

 

 

アート セックス ミュージック / コージー・ファニ・トゥッティ

ヌードモデル、ストリッパーでもあり、伝説のノイズ・インダストリアル・バンドThrobbing GristleのメンバーCosey Fanni Tutti。彼女が生まれてから2014年までの日記をベースにした自伝。2017年に刊行され、日本語翻訳版は2018年9月に元ロッキングオンの坂本麻里子氏の翻訳で発行された。値段が高くて購入するのを躊躇していたが、今年Coseyのソロアルバム「Tutti」やCarter Tutti Void「Triumvirate」がリリースされたこともあって、やっと購入しました。

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500ページ近くあって写真が16ベージのみの分厚い本です。読むのに時間が掛かってしまったが、興味深く読み終えることが出来た。Coseyを取り巻く様々な人間関係が、愛と欲望の渦に巻き込まれながら描かれています。ここまでしなくてもいいかと思うところまで、自分自身をさらけ出しています。まさにこの本の推薦文でRobert Wyattがキーワードとして取り上げている「Far Out(型破り、斬新)」を許容されるギリギリ限界の地点から始めているアーティストなのです。

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アート・パフォーマンス・グループCOUM Transmissions時代からのGenesis P-Orridgeとの肉体関係も含めて、その後のThrobbing Gristleで出会い結婚するChris Carterとの思いなど赤裸々に語っています。この本が面白いのは、その時代を取り巻く文化やカルチャーなども書かれていることです。それとThrobbing GristleやCoseyに関わってきたバンドやアーティストも登場して暴露本的な内容も強烈です。後半には家族愛的なことも書かれており、Coseyを知らない方でも一人の女性アーティストの生き様を描いた本として充分に楽しむことが出来ると思う。

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個人的には、2000年代に入ってからの再結成や新作「Part Two - The Endless Not」からXーTG「Desertshore / The Final Report」に至るまでのリアルタイムでフォローしていた時が一番興味深かったです。もちろん、70年代のエログロ時代も面白いのは言うまでもありませんが。やはり、それまでの確執を乗り越えてThrobbing Gristleの音楽を愛するファンの為に、活動を続けることは中々出来ることでは無いと思う。しかし、ドランスジェンダーして性格までも破綻してしまったGenesis P-Orridgeが脱退したことで終わってしまうのです。Peter Christophersonが亡くなったので、本当に伝説になってしまったThrobbing Gristle。これについてはGenesisの意見も聞きたい所でもありますね。

この本を読んだ後でThrobbing Gristleのアルバムを聴き直すと、これまで以上にCoseyの葛藤に満ちた心の叫びを感じてしまった。ファン必読の本であることは間違いないです。

 

 

Coseyの今年リリースされた2作のアルバムをアップします。このアルバムのおかけで「アート セックス ミュージック」に出会うことが出来ました。2作とも、もの凄く素晴らしいアルバムです。

Cosey Fanni Tutti / Tutti

35年ぶりのソロ・アルバム。エクスペリメンタルでビートを効かせたサウンドは最高に格好いい!! 


Carter Tutti Void / Triumvirate

Chris CarterとCosey Fanni Tuttiの夫婦に、Factory FloorのNik Voidが加わったプロジェクトの3作目。エレクトリックでインダストリアルなダンスサウンドに絡むノイジーなギターが気持ちいい!


 

 

最後に、Cosey Fanni Tuttiのインタビュー記事もアップしておきます。インタビュアーは坂本麻里子氏です。心臓の病気と関わりながら生活していると言った気がかりなことも発言しています。ちょっと心配です。

 

 

 

2019年11月のディスカホリック

11月のディスカホリックは頂き物を含めて23タイトルの実績でした。久しぶりに少し買ったかな?と言った感じです。カセット5本は中古カセットデッキを購入したのが大きいですね。今月はブログ更新のために、特定の音源しか聴けてないのが現状ですが、これぞと思うものも多いのでしっかりと聴いていくしかない。まだ、フィジカルメディアとして欲しいと思える音源あることに感謝です。

 

The Clandestine Quartet / One for the Fossa, Two for the Wolverine(Vinyl) 購入先Record Shop "Reconquista" 購入価格4,596円

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Sun City GirlsのBishop兄弟2人とChris Corsano、Michael Flowerによる新バンドThe Clandestine Quartetのファースト・アルバム。

 

Sun City Girls / Dawn of the Devi(Vinyl) 購入先WOW HD 購入価格2,619円

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1991年にリリースしていた「Dawn of the Devi」が、ついにヴァイナル・リイシューされました。

The Clandestine Quartetと Sun City Girlsについて書いています。


 

Anaïs Maviel / In The Garden(CD) 

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Gold Bolus RecordingsのDave Ruderからの頂き物。ニューヨークの女性ヴォーカリストAnaïs Mavielのライブ録音によるセカンド・アルバム。 

 

Anaïs Maviel / hOULe(CD) 購入先Gold Bolus Recordings Bandcamp 購入価格$26.00(2,946円)

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2016年リリースのファースト・アルバム。

 

The Chutneys / Home(CD) 

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Gold Bolus RecordingsのDave Ruderからの頂き物。ニューヨークの実験的即興バンドThe Chutneysのファースト・アルバム。

Anaïs MavielとThe Chutneysについても書いています。


 

Larsen / Arrival Vibrate(Cassette) 購入先Cassauna Bandcamp 購入価格$22.00(2,496円)

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今年のミニアルバム「Tiles」に続く新作。今回はインストゥルメンタル作でコラボレーションしたことのある故Z'EV(1951~2017)対する追悼アルバムです。A面1曲Arrival Vibrateのライブ録音です。B面はその曲のリミックスヴァージョンでJohn Duncanが担当しています。

 

 

Special Occasion / The Word(Vinyl) 購入先Art Into Life 購入価格3,152円

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Guy GormleyとDavid GrayによるユニットSpecial Occasion。2017年にカセットでリリースされ、ヒットしたことで2018年にVinylとしてリイシュー。ジャズ、テクノ、インディーポップと様々な要素を持った不思議なアルバム。

 

Special Occasion / Ibiza Redux(Vinyl) Art Into Life 購入価格2,382円

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2019年リリースの12インチEP盤による新作。 

 

 

Memory Drawings / Phantom Lights(CDR) 購入先Sound In Silence Bandcamp 購入価格£15.00(2,193円)

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ロッコのハンマード・ダルシマー奏者Joel Hansonを中心として、90年代の音響系バンドHoodと同じく90年代のインディーズ・ギターバンドMovietoneらのメンバーが集まって2012年に結成したMemory Drawings。彼らの2018年リリースの4作目。ヴァイオリン、チェロなども駆使して、まさにポスト・ロック的なサウンドを構築しています。昔、厄介な音響派と言われていた私だけに、もろに好きなサウンドです。


  

Jeffrey Alexander / Meditations For Beowulf(Vinyl) 購入先Dire Wolves Bandcamp

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Dire Wolvesの中心メンバーとして活動しているJeffrey Alexanderの最新ソロ・アルバム。

 

Jeffrey Alexander / Wayfinding Beacons From Planet To Planet(Vinyl) 購入先Dire Wolves Bandcamp

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2015年リリースのアルバム。

 

Jeffrey Alexander / Floating Lights(Cassette) 購入先Dire Wolves Bandcamp 

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2015年リリースのカセット・アルバム。

購入価格 Meditations For Beowulf+Wayfinding Beacons From Planet To Planet+Floating Lightsの3セット企画$50.00(5,679円) 

3セット企画で売っていたので購入しました。まだ、しっかりと聴けていませんが、Jeffrey Alexanderの目指しているサイケディリック感満載です。

 

 

Old Million Eye / Teleportation Chronicles(Cassette) 購入先Old Million Eye Bandcamp 購入価格$27.00(3,066円)

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こちらもDire Wolvesのメンバーとして活動しているBrian Lucasのソロ名義Old Million Eyeの新作。

 

 

Angel Archer / Angel Archer(CD) 購入先Tape Drift Records 購入価格$15.00(1,704円)

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Dire Wolvesの2人、Brian LucasとSheila Boscoに Gregory Haganが加わっての新バンドのファースト・アルバム。

 

 

Rambutan / The Temple Of Echo 3(CD)  

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Angel ArcherのCDをオーダーしたTape Drift Recordsからの頂き物。レーベル・オーナーであるEric Hardimanのプロジェクトです。エレクトロニックス・サウンドが心地よく鳴り響いています。Eric Hardimanに感謝です。

 

 

43Odes / 43Odes(Cassette) 購入先Worstward Recordings Bandcamp 購入価格$20.50(2,322円)

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Steven R. Smith、Glenn Donaldson、 Brian Lucasのユニット。この3人、90年代サイケデリックバンドMirzaのメンバーです。 

 

 

Ulaan Khol / Collapsing Hymns(Cassette) 購入先Worstward Recordings Bandcamp 購入価格$24.50(2,774円)

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Steven R. SmithのUlaan Khol名義による4年振りの新作カセット。何と木箱入りです。


 

 

The Legendary Flower Punk / Zen Variations(CD) 購入先Discogs Marketplace       (miru48mir)   購入価格$24.00(2,731円)

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Kamille Sharapodinov率いるロシア・サンクトペテルブルグポスト・ロックバンドThe Legendary Flower Punk。2016年リリースのアルバムを、やっと購入することが出来ました。ジャズ、プログレサイケデリッククラウトロックなどの要素を取り入れて華麗に鳴り響いています。今年、新作もリリースされていますが、CD化はまだのようです。

 

 

Hochzeitskapelle / If I Think of Love(CD) 購入先Amazon.co.jp(marvelio-japan) 購入価格2,881円

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The NotwistのAcher兄弟を中心に結成されたブラス楽団Hochzeitskapelleの新作。


 

Alternative TV / Primitive Emotions(CD) 購入先Fourth Dimension Records 購入価格£13.50(1,862円)

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2016年から2019年までのシングル、EP盤を纏めた新作。

この新作を購入する切っ掛けとなった、70年代のコンピレーションBOXについて書いています。



Baba Zula / 3 Oyundan 17 Muzik(CD) 購入先Amazon.co.jp(みっちゃん書房) 購入価格1,805円

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1999年リリースの2作目。

 

Baba Zula / Roots(CD) 購入先Amazon.co.jp(voice) 購入価格2,356円

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2007年リリースの6作目。

 

Baba Zula / Gecekondu(CD) 購入先Amazon.co.jpディスクユニオン横浜西口店) 購入価格1,008円

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2010年リリースの7作目。

11月の記事でBaba Zulaに嵌まっていることを書いた。その時は6タイトル購入していた。未だ熱冷めやまず、追加で3タイトルも購入してしまった。まだ、殆ど聴けていませんが。


 

 

Gold Bolus RecordingsのDave Ruderからの頂き物

以前、Thee Repsというバンドをこのブログで取り上げた。その記事を見たThee Repsの中心メンバーであるDave RuderからFacebookメッセンジャーを通じてメッセージが届いた。貴方がブログで取り上げているのを見たよ!自分がオーナーであるGold Bolus Recordingsの新作がリリースされたので紹介することのであった。本人から直接メッセージが来るのは嬉しいですね。ブログにFacebookTwitterのリンクを載せていたので、そこから来たのでしょう。後で確認するとGold Bolus RecordingsのTwitterでブログがリツイートされていました。

それで、紹介してくれたのがAnaïs Mavielのセカンド・アルバム「In The Garden」でした。気に入ったのでCDかカセットで購入したいと返信した。すると、デジタルとアルバムジャケットのオブジェのみの販売であるが、気に入ってくれたということでフリーのサンプルCDを送ってくれた。Dave Ruder、有難う!!

 

Anaïs Maviel / In The Garden

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Anaïs Mavielはヴォーカリストパーカッショニストであり、様々な楽器を駆使するマルチ・アーティストです。本作では彼女のヴォーカルを中心にして、アフリカの民族楽器カメレンゴニ、ブラジルの打楽器スルド、シンギングボール、ピアノを一人で演奏した2018年Obey Convention Festivalでのライブ録音です。エキセントリックなボーカルに絡む楽器が、シンプルに鳴り響きながら異空間を彷徨う不思議な世界を構築している素晴らしいアルバムです。

 

購入していませんが、デジタルと一緒に販売されているアルバムジャケットのオブジェです。このオブジェもAnaïs Maviel自身によるものです。

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Anaïs Mavielのライブ映像です。後半、様々なミュージシャン達とのコラボレーションも行っています。


頂き物だけでは申し訳ないので、Gold Bolus RecordingsのBandcampからAnaïs Mavielのソロ・デビューアルバム「hOULe」を購入。届いてみるとGold Bolus Recordingsの 最新作としてリリースされたThe Chutneysのデビュー・アルバム「Home」も一緒に送ってくれました。

 

Anaïs Maviel / hOULe

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Anaïs Mavielの2016年リリースのソロ・デビューアルバム。「In The Garden」と比べると、よりシンプルに彼女のヴォイスパフォーマンスを堪能できる内容となっている。使用している楽器はブラジルの打楽器スルド、シンギングボールのみで、もちろん本人の演奏です。

  

The Chutneys / Home

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2019年11月にデビュー・アルバムをリリースしたニューヨークの実験的即興バンドThe Chutneys。Chris Cochrane(ギター)、 Fast Forward(パーカッション)、 Gelsey Bell(ヴォーカル)の3人組で、アヴァンギャルド、ノイズ、フォーク、パンクなどを要素をベースにしてインプロヴィゼーション的なサウンドを構築しています。Chris Cochraneと Fast Forwardは80年代から実験音楽シーンで様々な活動を行っています。この2人が織り成すミステリアスなインプロ・サウンドにGelsey Bellのメローから雄叫びまでの変幻自在なヴォーカルが宙を舞う世界。こちらも素晴らしいです。

 

Anaïs Maviel、The Chutneys、いずれもアヴァンギャルドな女性ヴォーカルを中心としたアルバムです。最近、フランスの女性ヴォーカルLeonore Boulangerなどにも嵌まっていただけに、紹介してくれたDave Ruderには本当に感謝です。Gold Bolus Recordings、今後も注目です。


Gold Bolus Recordingsのホームページです。


Gold Bolus Recordingsのホームページからバックカタログを確認してみるとSam Sowydaもリリースしています。このブログで2年前に取り上げていましたね。