ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

Daevid Allen三昧!

Daevid Allenが旅立ってから、1カ月が過ぎました。改めて彼の素晴らしさを確認している状況です。気持ち的には、未だGet Well Soon Daevid!でありますが・・・

 

Daevid Allen三昧!と言うことでオーダーしていたレコード、CDが届きました。今後も色々な物がリリースされると思いますが、出来る限り入手していくつもりです。

 

Daevid allenDavid Tolley / Ex-Don't StopVinyl 

1983年にオーストラリアで録音されたDaevid AllenとDavid Tolleyとのコラボレーション・ユニットEx-のアルバム。David Tolleyについては詳しい情報が無いのですが、Daevid Allenの古い友人でDaevid Allenのオーストラリア時代のソロ・アルバムに何作か参加している。このアルバムのコンセプトはDavid Tolleyとクレジットされています。たぶん、彼が主導で制作されたのでしょう。チープなリズムマシーンとエレクトロニクスのシンプルな演奏にDaevid AllenとDavid Tolleyの双方のヴォーカルが絡むと言った内容であります。毎度のことながらDaevid Allenのヴォーカルは、コミカルで人を食ったような感じで、これだけで充分に満足出来るアルバムです。


 

Invisible Opera Company Of Tibet with Daevid Allen / Tried So Hard(7 Inch Vinyl)

Invisible Opera Company Of Tibetとは、Daevid Allenをリスペクトするミュージシャンの集まりみたいな団体でありまして、そこから派生したバンドには、この名称が使われている。私の知る限りでは、この名称を使っているのは2バンドある。イギリス人を中心としたBrian Abbott率いるバンドと、現在のGongのメンバーで最新アルバム「I See You」に参加しているブラジル人ギタリストFabio Golfetti率いるバンドであります。

 

今回の7インチはBrian Abbottの方です。2014年にリリースしたアルバム「Songs From The Temple Of Now」から、Daevid Allenがゲスト・ヴォーカルとして参加したGongの曲「Tried So Hard」を7インチとしてリリースしました。B面は、この曲の2013年に行われたDaevid AllenとInvisible Opera Company Of Tibetとのジョイントライブでの音源です。ファン必聴の1枚だと思う。

 

 

Daevid Allen / Stoned Innocent Frankenstein (2CD) 

2014年リリースのこのアルバムは、Daevid Allenのファースト・ソロ・アルバム「Banana Moon」のリマスターに未発表音源4曲を加えた2枚組。このリマスターを手掛けたのは、Invisible Opera Company Of TibetのBrian Abbottであります。リマスター盤といっても別ヴァージョンやミックスを使用しているので、少し雰囲気が違って聴こえる。アルバムタイトルの方も、Banana Moonに収録されている曲「Stoned Innocent Frankenstein」になっている。通常のリマスターとは違うことを意図しているのかな?1971年にリリースされたBYG Recordsのオリジナル盤では、A面がBanana Moonサイド、B面がStoned Innocent Frankensteinサイドに区別している。元々アルバムタイトルをStoned Innocent Frankensteinにするという話もあったようですが。

 

このアルバム、Disc1に収録されているリマスターが素晴らしいのは言うまでも無いが、圧巻だったのはDisc2の未発表音源であります。And His Adventures In The Land Of Flipの続編とも思われる10分以上の曲を4曲も集めました。Daevid Allenの実験的な試みを満載した曲ばかりです。特にInstrumental In The Land Of Flipは、Robert Wyattのループするドラミングに絡みつくGerry Fieldのヴァイオリン、そしてDaevid Allenのグリッサンドギターがさり気なく鳴り響く凄まじい曲です。その他、曲をサンプリング・コラージュして散りばめたDaevid Allenらしい曲を収録。個人的には、Disc1よりも面白く楽しむことが出来ました。

 

 

Daevid Allen、Magick Brothers / Live In San Francisco(CD+DVD)

Daevid Allen、Kangaroo MoonのMark Robson、Graham ClarkによるThe Magick Brothersの2012年にリリースされた1992年のライブ盤。プロデューサーは、Daevid Allenを知り尽くしたDaevid Allen's University Of ErrorsのMichael Clareであります。Daevid Allenのソロ曲を中心にGongの曲までも選曲しています。

 

Daevid Allenは、アコースティク・ギター、そしてグリッサンド・ギターを用いて優しく心地よく歌う様は、私達を桃源郷の世界へと導いてくれます。それをMark Robsonのキーボード、ディジュリドゥという民族金管楽器、フルート、そして自らのヴォーカルまでも披露してマルチにサポートしています。さらにGraham Clarkのヴァイオリンが、繊細に時には攻撃的に鳴り響き桃源郷の世界を演出しています。

 

DVDの映像もライブCDと同じ内容です。Gongの様にDaevid Allenの派手な展開もなく、シンプルなパフォーマンスですが、3人の力量が凝縮された素晴らしいライブ映像であります。淡々と何かに取り憑かれ無心で歌い上げるDaevid Allenにちょっとウルっとしてしまった。