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ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

フジロックフェステバル2013、7月26日(金)観戦報告

フジロック観戦報告 ライブ・レビュー

 

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フジロックフェステバル2013に行ってきました。2002年から参加しているので、今年で12回連続参加です。昨年のように、The Stone RosesRadioheadといったビック・アーティストで過去最大の観客動員数を記録した大会に比べると、今年は少し地味かな。

 

初日の727日(金)は、1030分ごろ越後湯沢に到着する。宿に荷物を預けてシャトルバス乗り場に向かう。驚いたのは人の少なさであった。15分も待たずにバスに乗れたのは、あまり記憶にない。リストバンドを交換しても、12時前には昼食を取れる状況であった。昨年のブログを見ると、14時過ぎにやっとオアシス・エリアで食事を取っている。今年も一発目の食事は、もちろんプリンス食堂である。新メニューである、とん汁定食を頂きました。流石、プリンスだけに美味しかったです。

 

お腹も一杯になったところで、観戦スタートです。まずは、オレンジ・コートに向かいます。途中クリーン・ステージの元ラモーンズのメンバーであったCJ Ramoneの演奏をチラ見し、ボード・ウォークの木道亭でのKensington Hillbillysを横目で流すように通り過ぎ、オレンジ・コートに着いた。オレンジ・コートでは、あがた森魚がライブをやっていた。そこそこロックしていたので、十分楽しむことが出来た。

 

この後の、The SeaCakeがお目当てなのだが、始まるまでに時間があったので、一番奥にあるテント・ステージCafé De Parisまで行ってみた。Big Wille’s Burlesque Presents Mambo Locoの演奏が始まろうとしていた。しかし、観客が一杯で入ることすら出来なかった。カクテルやワインを飲みながら、怪しげで妖艶な世界が楽しめると思っていたが残念である。

 

 

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再び、オレンジ・コートに戻って、いよいよThe SeaCakeであります。今回のベースがDoug McCombsなっていた。ドラムがJohn McEntireなので、リズム隊はTortoiseということになる、興味深いライブなのでありました。本来のベースであるEric Claridgeはどうしたのかな?ちょっと気になるところですね。

 

ライブの方は、Sam PrekopArcher PrewittがポップでメローなThe SeaCakeらしさを追求していたのに対して、ドラムのJohn McEntireは、ハード・コア的な殺気立ったドラミングを披露してくれました。シンプルで派手さは無いけど、The SeaCakeの素晴らしさは伝わったライブだった。

 

 

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次は1730分からグリーン・ステージでのMy Bloody Valentineです。2008年のフジロックでは、クリーン・ステージのトリを務め、今年2月の新木場スタジオコーストを3日間ソールド・アウトにした彼らであるが、今回のフジロックでの扱いはどうなのかなと思う。5月のTokyo Rocks 2013が中止になった件もあって、彼らにすればとにかく日本のフェスに参加したいという思いが大きかったのかもしれませんね。

 

モッシュ・エリアとの境にあるフェンスの近くでMy Bloody Valentineを観ることが出来た。サポートメンバーを入れて、多少アレンジも変えた演奏であった。ドラムのColm O'Ciosoigまでもが、ギターを抱えて全員でギターノイズを掻き鳴らす新展開も披露してくれた。しかし、My Bloody Valentineの魅力である轟音を封印してしまったのである。2月のライブで耳栓を配ることが話題になっただけに、このコンパクトですっきり纏めた演奏には、違和感が残る。そして、エンディング曲のYou Made Me Realiseからのノイズ垂れ流しも4分ほどで終わってしまった。ワン・パターンの展開に批判的な私でも、中途半端に終わらせるのなら徹底してやって欲しいと思ってしまう。フェスには色々な制限があるが、大好きなバンドだけにどうしても辛口な感想になるのであった。

 

My Bloody Valentineのライブが終わったあたりから、ポツポツと雨が降り始めて来た。レイン・コートを着ようかと思った瞬間に豪雨に変った。苗場の天気はいつもこうなのである。まあ、雨を嘆いてもしょうがないのは、分っているけど。

 

この後は、2030分からのレッド・マーキーでトリを務めるTame Impalaを観る予定です。雨はゲリラ豪雨的に降っています。少し止んだかと思えば、次の瞬間土砂降りと言った感じで、これが一番体に堪える。ライブが始まるまで多少の時間があったので、オフィシャル・ショップでフジロックのパンフレットを購入した。今回からA4版サイズからA5版サイズに変更になっている。コンパクトになっていい感じです。基本的な内容は、今までと何ら変わっていませんが。

 

雨の降りしきる中、何とか食事も済ませて、レッド・マーキーに行ってみると、多くの観客が居た。メイン・ステージの中で、唯一屋根のあるところはここだけのである。雨宿り的に集まった観客が多いのも確かである。 

 

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そんな中Tame Impalaのライブが始まった。サイケディリックでドリーミィなサウンドを演出する赤、青、緑のレーザーラインは、Tame Impalaのサウンドをより一層パワフルで壮大なものに変化させていた。サウンドが多少暴走気味だった感じがするが、気持ちよく彼らの桃源郷へ導いてくれたのであった。

 

本日の最後は、グリーン・ステージのトリであるNine Inch Nailsです。グリーン・ステージに着いた時には少し始まっていた。相変らずの豪雨である。そして雷による稲光がグリーン・ステージを覆う。まさに過酷な状況でのライブであったが、Nine Inch Nailsはそれをも味方につけるライブを行なってくれた。ただ、雨に打たれた私の体は疲れ果てていて、Nine Inch Nailsを最後まで観ることはなく、2230分ぐらいに会場を後にした。後2日あるからね。

 

 

 Nine Inch Nailsフジロック映像