今回のアルバム・ジャケットは、芸術家Harry Smith(1923~1991)によって1962年に完成された伝説的アニメーション「Heaven and Earth Magic」の画像を使用している。彼は音楽プロデューサーとして「Anthology Of American Folk Music」を作り上げた人物でもあります。「Heaven and Earth Magic」の映像があるのでアップします。シュールな映像で1時間もありますが、6分50秒ぐらいからアルバム・ジャケットが出てきますよ。
そして、面白いのが、この2人の経歴です。2人ともロサンゼルスのノイズ・シューゲイザーMedicineのメンバーでした。Jim Goodallは再結成後もMedicineのメンバーとしてドラムを担当しています。一方、Eddie RuschaはMedicineのファースト・アルバムのみの参加で、ベースとアルバムデザインを担当していました。このアルバムデザインを共同で行ったいたのが、LAFMS(Los Angeles Free Music Society)の中心バンドSmegmaのメンバーでもあったTom Recchionだったのです。Eddie RuschaがLAFMSの13枚Vinyl BOX(2016年リリースされていますが、高すぎて購入出来ずにいます)に参加していたのもこの関係からなのでしょうか?凄い繋がりです。
そして、こちらも初めて聴く、Sam Sowyrdaが在籍する6人組バンドCloud Becomes Your Handです。2016年リリース「Rest In Fleas」をCDでオーダーしました。2011年より活動していて、これまでにカセット、CDRを含めて4アルバムリリースしています。ヴァイオリン奏者もいて、アートな雰囲気を感じさせる面白いバンドです。届くのが楽しみです。
正直なところ、Ron Sexsmithをあまり聴いたことは無かったのです。今回観ようと思ったのは、4月にリリースされた新作「The Last Rider」に本日出演予定のCommunismのメンバーが深く関与していたからなのです。やはりCommunismのメンバー3人がサポートとして参加していました。バンド編成によるRon Sexsmithの世界は、派手さはないけど彼の歌声を雨空の苗場に鳴り響かせていました。これからしっかりと聴いていくしかないですね。
Trombone Shorty & Orleans Avenue @Field Of Heaven 18:50~20:00
Communismの後、すぐ近くの蓮華堂ボディーチューニングでマッサージを受けようと思っていたが、流石にこの時間帯でも予約が一杯でした。それでField Of Heavenに行ってTrombone Shorty & Orleans Avenueを観ることにした。遅れて会場に着いた時には、もう超満員で凄く盛り上がっていました。前の方へ行ける状況じゃなかったので、東山食堂で食事をしながらノンビリと観ていたら、いきなりレッチリの“Give It Awayを演奏し始めました。これには驚きましたね。後で知ったけど、レッチリのツアー等にも参加していた人だったのですね。何か得した気分になりました。