2019年12月のディスカホリックは5タイトルの購入実績です。年間では125タイトルでした。年間ベストはいつもの様に年明けです。今年リリースのアルバムでまだ届いてないものが、4タイトルほど有りますしね。情報が多すぎて必要としているのに、タイムリーに購入出来ないと言った感じかな。
今年も駄文に付き合ってくれた皆さんに感謝です。来年も現状維持で更新していきますので、よろしくお願いします。
Richard Youngs / Dissident(Vinyl) 購入先Amazon.co.jp 購入価格3,055円
1年に何枚もアルバムをリリースしているRichard Youngsです。今年もフィジカルメディアとして3枚のアルバムをリリースしました。その中でヴォーカルを中心としたのがDissidentです。彼が影響を受けた英国のミュージシャン、The FallのMark E Smith、Van der Graaf Generatorの Peter Hammill、Martin Carthy、Vernon Elliotらに対するオマージュを表したアルバムとのことです。Richard Youngsのエキセントリックな要素を封印して、しっとりと歌い上げています。バックの演奏もヴァイオリン以外はすべて本人が行っています。
Richard Youngs / New World Memory(Vinyl) Richard Youngs Bandcamp 購入価格£32.00(4,732円)
2019年にリリースされたもう1枚が、尺八、ギター、ピアノ、メタロフォン、ドラム、シンセを別々に録音してハーモナイズドして作り上げた実験音楽です。マスタリングはStephan Mathieuが行っています。Richard Youngs自身のレーベルのみでの販売で、注文したら直接本人から送って来ました。
Thuja / Hills(Vinyl) 購入先Amazon.co.jp 購入価格2,282円
Glenn Donaldson、Loren Chasse、Steven R. Smithなど5人が集まって結成された実験即興音楽集団Thuja。今は活動していませんが、一時期もの凄く嵌まっていました。2002年にLast Visible DogよりCDRでリリースしていた音源のリイシュー盤です。
Astatine / Global Exposure(CDR) 購入先Sound In Silence 購入価格€14.00(1,766円)
90年代から後半から活動しているフランス、パリのインディーズ・ロックバンドAcetate Zeroの中心メンバーStéphane Recrosioのソロ・プロジェクトAstatine。Acetate Zeroは開店休業中ですが、Astatineは2011年より多くのアルバムをリリースしています。今年も2枚リリースされています。その1枚がGlobal Exposureです。ギリシャのレーベルSound In Silenceからで、ノイズ・コラージュされたギター・サウンドからさり気なくヴォーカルを取り入れたローファイなインディー・ロックまでを織り交ぜた内容です。Sound In Silence色の出ているアルバムで面白いです。自身のレーベルからリリースされた今年のもう1枚もオーダーしていますが、こちらは来年になりそうです。
Wilco / Ode To Joy(CD) 購入先WOW HD 購入価格1,352円
3年振りの新作。この間に各メンバー様々な活動を行って、新たな気持ちでこのアルバムに取り組んだのでしょう。まだ、じっくりと聴けていないけど、よりシンプルに研ぎ澄まされた曲が多い感じがする。2002年の「Yankee Hotel Foxtrot」以来の傑作かな。