ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

フジロックフェスティバル2024 7月26日(金)観戦報告

21回目の参加となるフジロックフェスティバル2024です。いつものように前日の25日に越後湯沢駅の温泉宿に到着。チェックインしてすぐに温泉に入ると前夜祭はどうでもよくなりますね。朝9時半の電車に乗って越後湯沢に着くのが16時ですからね。これから3日間あるので、今日はのんびりです。

 

26日の朝、苗場までのシャトルバス乗り場に行く。思ったよりも混んでいない。シャトルバスの料金が往復2,000円になっていたことに驚いた。これはしょうがないと思う。ただ、フジロックに行き始めたころは無料で深夜でもシャトルバスは動いていたのであった。10時ぐらいに会場に入ってフジロック2024、いよいよスタートです。

 

渋さ知らズオーケストラ 11:40-12:30  FIELD OF HEAVEN

最初はFIELD OF HEAVENでの渋さ知らズオーケストラです。2019年の時も、このFIELD OF HEAVENで観ている。今回もオープニングバッターとして登場。初っ端の気合を入れるには最適なバンドだと思う。派手なパフォーマンスが有りながらも、繊細できっちりと纏め上げてくるのが彼らの凄いところだと思う。

 

昼食はORANGE CAFÉにて “アジアの屋台ごはん たかお食堂” のベトナム式ライスヌードル「フォー」を食べる。意外と美味しかったです。

 

大貫妙子 14:20-15:10  WHITE STAGE

快晴の中、清涼感溢れる大貫妙子の歌声に癒されてしまった。トンボがマイクや彼女の指の留まり離れようとしない。トンボも魅せられてしまったライブであった。“半世紀経ってようやく私がロックだと気づいてくれた” と発言していたが、もう十分にロックしていたと思う。

 

AVALONにあるBody Care Space ひばり堂でマッサージを受ける。30分5,000円と少し高いが還暦過ぎの爺には、これが絶対に必要なのですよ。

 

blissed ft. Yusuke Yamamoto 17:10-18:00  GYPSY AVALON

5人、アコーディオン、スピーカーの画像のようです

2000年代から活動している日本の音響バンドblissedヴィブラフォンシンセサイザー奏者Yusuke Yamamotoをフィーチャリング。90年代00年代を思わせるようなポストロックなサウンドに聴きってしまった。ラスト曲が、何かのカヴァーですが、何だっかたか思い出せない。

 

iri 18:00-19:00  WHITE STAGE

フジロックだからこそ観ることの出来たiri。様々な要素を取り込んでいて、飽きずに最後まで聴かせてくれた。

 

ZAKINO 19:00-19:50  GYPSY AVALON

ドラマーでコンポーザーでもあるSeiichi Sakuma(SKM)のソロプロジェクトZAKINO。ゲストとして2曲歌ったラッパーNAGAN SERVERも会場を大いに盛り上げた。ジャズをベースに様々な音楽を取り込んだ彼らのサウンドは面白かった。次はホワイトステージに出たいと言っていたが、あり得るかも。

 

AVALON FIELDの朝霧食堂にて夕食をとる。もちろん “富士宮焼きそば” です。時間帯によると思うが、並ばずに食べることが出来た。

 

上原ひろみ Hiromi’s Sonicwonder 21:00-22:30  FIELD OF HEAVEN

これまで何回もフジロックに出演しているジャズピアニスト上原ひろみ。今回やっと観ることが出来ました。今回のプロジェクトHiromi’s Sonicwonderは、昨年リリースしたアルバム “Sonicwonderland” を録音したメンバーとのことです。上原の前にはピアノを含めて3台の鍵盤が配置されており、それを支えるトランペット、ベース。ドラムのカルテット編成です。上原の叩きつける攻撃的なピアノに対して、各メンバーも個々の力量を思う存分に発揮していた。これはジャズじゃなくロックだと思ってしまった。殆どMCもなく、メンバー紹介とラストに “もう1曲!” と発しただけであった。小気味いい展開は、フジロック初日を気持ちよく締めくくってくれた。