ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

フジロックフェスティバル2024 7月28日(日)観戦報告

フジロック3日目です。本日も少し出遅れました。何とか11時のGREEN STAGEに間に合った感じです。

 

NO PARTY FOR CAO DONG 11:00-12:00  GREEN STAGE

最終日グリーンステージのトップは台湾のインディーズ・ロックバンドNo Party For Cao Dong Dong。ハードコア、メタル、シューゲイズ、エレクトロダンスの要素を取り入れたサウンドを披露してくれた。海外の観客が多かった気がする。


US 12:40-13:30  RED MARQUEE

フィンランドのポストパンクバンドUS。フジロック創始者の大将こと日高正博のお気に入りバンドと紹介されていた。ブルースハープを巧く駆使して小気味いいロックロールを行っていった。前夜祭、深夜帯(CRYSTAL PALACE TENT)、その他、様々なステージにも参加していたとのこと。だた、チョコパコを観るために途中で移動する。

 

CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN 13:20-14:20  FIELD OF HEAVEN

バンド名からしてもっとチャラい演奏かと思いきや、世界の民謡を取り入れてフレキシブルに演奏していた。美空ひばりの “りんご追分” など渋い選曲もあって、予想以上に面白かった。細野晴臣の孫がメンバーにいるので、いずれコラボレーションをフジでやって欲しいです。

 

今でこそコーヒーは色々なところで飲むことが出来るが、少し前まではFIELD OF HEAVENの “LOTUS COFFEE” しかなかった。もちろん、天気に関係なく飲むのはホットコーヒーです。昔は雨宿り的なスペースもあったけどね。4人、、「COFFEE CREAGE レモン スカァシュスカッシュ クッキー ソイン වഗ්ം o "」というテキストの画像のようです

 

ALI 15:10-16:10  FIELD OF HEAVEN

インドネシアサイケデリックバンドAli。自らを「南東のひねりを入れた中東のビート」と称しているだけに、エキゾチックでダンサブルに盛り上げてくる。最後までこの場に居たかったけど、 WHITE STAGEのジザメリを観るために途中で離れてしまう。残念!

 

THE JESUS AND MARY CHAIN 16:10-17:10  WHITE STAGE

William ReidとJim Reidの兄弟とベース、ギター、ドラムの5人編成で、ベーシストがPrimal ScreamのSimone Butlerです。新作からの曲も含めて、Head On、Darklands、Just Like Honey、Reverenceなど誰もが納得する選曲です。Simone ButlerにSomething Alwaysを歌わせることや、Jim ReidのパートナーRachel Contiとデュエットなどのちょっとしたアクセントを入れてライブを大いに盛り上げていた。Jimのヴォーカルはヨレヨレだけど、デビューしてから40年なので、これでイイのだと思わせる不思議な魅力がある。最高のライブ、有難うと言いたい!!

 

YIN YIN 17:10-18:10  FIELD OF HEAVEN

オランダのエキゾチックなサイケバンドYin Yin。日本が大好きで、演歌やムード歌謡といった要素を多く取り入れていた。坂本竜一の “戦場のメリークリスマス” も行っていたが、彼ら流のジャポニズムに溢れたシティ・ポップに聴こえてしまった。次回は日本の演歌歌手とのコラボレーションも有りかと思った。

 

気が付くと会場に入ってから、食事を摂っていなかった。OASISエリアの “プリンス店” で「ビーフステーキボウル」を食べる。2,000円もするけど、美味しかったです。自分には珍しくビールも飲みました。

 

DJ KEESI(Yin Yin) 19:40-21:00  BLUE GALAXY

プリンス店で買った「ビーフステーキボウル」を、RED MARQUEEの後方の木陰で食べていた。これからRideを観るための休憩でもあった。すぐそばにはDJブースの BLUE GALAXYもある。確認してみると、先ほどまでライブを行っていたYin YinのドラマーKeesiがDJの準備をしていた。まだ、人も居なかったので思わず、Yin Yinのライブを観たよ~最高!って声を掛けたら本人も笑顔で答えてくれた。いざ、DJがスタートするとどこからともなく人が集まってきた。KeesiがCome On!と声掛けするとDJブースは満杯。一瞬Rideのライブを観ることを忘れそうになった。それは拙いと思い、そろっとその場を離れたのであった。

 

RIDE 20:00-21:00  RED MARQUEE

昨年、観てないないけど、過去のアルバム再現ライブを行っていたRide。一区切りをつけての新作、そしてフジロックでのライブです。どんなライブを披露するのか、楽しみにしていた。新作中心となると思っていたが、2曲目で “Leave Them All Behind” やラスト曲に “Chelsea Girl” を演奏してくれたので嬉しかった。その他“Vapour Trail”、“OX4”も演奏。ライブ全体としても、コンパクトであるが、ぶれずにしっかりと鳴り響いていた。家に戻ってから新作 “Interplay” を聴きまくっている。いいアルバムであることを再確認してしまった。

 

NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS 21:10-22:40  GREEN STAGE

これまでフジで何回も観てきたので、今回は帰りがけのチラ見でいいくらいに思っていた。ただ、実際に観てしまうと、Noel 歌巧いじゃん! 元OasisのギタリストGem Archerが一瞬Paul Wellerのように見えるなど、これは最後まで観るしかないのかと思ってしまった。1時間経った時に割としっかりとした雨が降り始めた。もう体力限界だなあと思っていたので、この雨のせいにして帰ることにした。丁度Oasisのカヴァー曲をやり始めていた。

 

ゲートの看板には、早くも来年の日程が発表になっていた。昨年はこの日程が無かっただけに、ちょっとホッとします。

 

場外のYELLOW CLIFFエリアを通り過ぎようとしたときに腹が減って、“麺や MABOROSHI” でラーメンを食べた。このエリアは翌日の朝5時まで最後の盛り上がりをする。フジロックはまだ、終わってないのです。私の方は無理せずに自分のペースで、少しは早めに上がりますけどね。

 

今年も3日間充分に楽しむことが出来ました。フジロックに感謝です。さあ、来年も行けるように、今から頑張るとしますか。