ディスカホリックによる音楽夜話

好きな音楽について駄文ではありますが、あれこれ綴って行こうかな。

2012年、Gong来日に寄せて

Gongのライブが1129日、30日の2日間、東京の原宿アストロホールで行われます。フジロック2009以来の日本でのライブです。David Allen74歳、Gilli Smyth79歳という年齢だから、これが日本での最後のライブということも考えられます。これは、何が何でも行くしかないですね。

 

今回のメンバーには、System7のSteve HillageMiquette Giraudy2人の参加はないし、Mike Howlettも参加していない。でもDaevid AllenGilli Smythの愛息子Orlando Allen が参加しているし、ギターはInvisible Opera Company of TibetFabio Golfetti ということで非常に興味深い。

 

そんなことで、今年の2月にリリースされたDavid Allenのソロ・アルバムをもう一度聴き直している状況です。今回の来日でDavid Allenのソロ・パフォーマンスが、別企画であってもいいかなと思った。2006年のAcid Mothers Gongでの来日は、ソロ・ライブもやったことがある。今のところ、オフィシャルでの日程と場所が決まっているだけで、具体的にはこれからと言った感じです。

 

 

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Daevid Allen / Soundbites 4 tha revelation

Daevid Allenの新作「Soundbites 4 tha revelation」。昨年11月頃にはダウンロードでの配信がアマゾンなどでも行われていたが、CDでのリリースは少し遅れていた。今年2月になってやっと、Gongのオフィシャル・サイトであるPlanetgong.co.ukでの販売が始まったので購入した。リリース元は、Daevid Allenの出身地でもあるオーストラリアのFlamedog Recordsである。このレーベルは、Daevid AllenGilli Smythの息子Orlando Allenとその友人が2010年に立ち上げたレーベルであります。今後は、Gong関連の廃番になっているアルバムのリイシューなども取り組んで行くらしい。

最初に、サンプル音源を聴いた時には、女性ヴォーカル二人を起用したちょっとお洒落なヒップホップ?的な感じの曲に、Daevid Allenの語りのヴォイスが絡む異色な展開にちょっと驚く。アルバム全体を聴いてみると、ラストにポエム朗読もあって、いい意味での裏切りにあった感じであります。考えてみると今までも、ジャズ・アルバムやポエムのリーディング・アルバムなどをリリースしてきたことはある。

Soundbites 4 tha revelation」は、それらの作品を含めてDaevid Allenのソロ活動総括といった意味合いも有るように思う。Daevid Allenの雄叫びMCで始まり、語りかけるヴォーカル曲、ジャズやヒップホップの展開、そしてポエムの朗読など。Daevid Allenのヴォーカル、またはヴォイスを色々な角度から検証したアルバムとも言える。

バックのサウンドは、演奏と言うよりも、サンプリングした音源をコラージュ的に散りばめている。あくまでも、ヴォーカルを中心に、サウンドはそれを効果的にサポートしているといった感じである。スリーブのクレジットには、Vocals and Sound Design By Daevid Allenとなっている。

そのサウンド・デザインの元になっているサンプリングには、The Flaming LipsAtmosphereLaibachなどが、クレジットされている。それ以外にも、米国国歌「星条旗」なども使っている。その他、著作権の問題もあるのだろうか。please let me know atということで、自らのメールアドレスが記載されている。もしかすると、勝手に使用したのかもね?

今回のこのアルバム「Soundbites 4 tha revelation」は、本としてもリリースされている。より言葉が重要なのかもしれない。Daevid Allenが何を歌っているのか、気になるところではある。ただ、MasturbationとかKiss Me Like Thatといった曲のタイトルを見て、相変らずの妄想の世界であることだけは確認できるかな(笑)

 

 


All Wimmin Are Bad - Daevid Allen by FD Records Artist Stream - Hear the world’s sounds